大河ドラマ
遅れましたが、今日はしっかり書いていきますよ!
今週のまひろちゃん
冒頭のシーン、
宣孝が任国の筑前から帰ってきていました。
これは伏線なんだ!
なんか作者・大石さんの思う壷の感想を持ってしまった自分に、ビックリしてしまいました
この3人のコンビがいいのね、
きっと
宮中では、道隆の死後
公式サイトに載っていた↓
好きではないが、まったく好きではないが、を繰り返す決まり文句が好き
実資がひとりで”伊周関白就任”に反対しているようだったのに、(道綱は実資に追従しているだけに見えた)
一条天皇はこれを公卿の総意と判断したのか。
伊周に、今回は道兼を関白と任ずる旨を伝え、なぜか謝っていました(謝るなよ・・)
道長に励まされて以降、別人のように善人キャラになった道兼は、めでたく関白就任となったけれど。
皆さまご存知のとおり、すぐお亡くなりになってしまう。
あ~平安時代って、やはり仏教が心の支えなんだな、と実感できて。
こんなシーンを挟んでくる大石さんにまた感心
その横で、静かに立ち上がり、琵琶を持ってきた、まひろ。
良いことも悪いことも、すべてを浄化して天に返してしまおう、とするこの感性が、なんか日本人らしいな、と思いました。
カタキでも、人を憎みきれないのね、このふたりは
久々の大活躍
関白は伊周に決めている、
とハッキリ宣う息子・一条天皇へ激しく詰め寄る
「お上はどんな帝になろうとお望みなのですか?なんでも関白お任せの帝でよろしいのですか?お上のお父上はいつもおのれの思いを喰おう?とする関白の横暴を嘆いておいででした。父上の無念をお上が果たさずして誰が果たしましょう?母は自分のことなどどうでもよいのです!ただひとつ願うはお上が関白に操られることなく、おのれの信じた政が出来るようにと、ただひたすらそれを願っておるのでございます。どうかどうかお上ご自身のために!道長にお決めくださいませ」
建前は、関白に操られない天皇となってほしい、ということだけど、
実際は、伊周ら中関白家へ権力が固定してしまったら、自分(と道長)が終わりだ、ということ。
自分のこと、どーでもよくないのよね
道長は、倫子と一緒に詮子へ呼び出されていて。
次の関白となれ、と言われるのだけど。
野心はない宣言
この場面よかった。
斉信、胡散臭くて笑っちゃう
道長の評判を伝える。
「なにしろ細かいことでうるさく厳しい」
そんな道長だというのに
結果、”内覧”宣旨を受け、
右大臣へ任官。
内大臣である伊周を抜き、太政官のトップ=一上(いちのかみ)へ
負けた伊周は、定子に
父・道隆よりさらに激しく
伊周を関白にと、あれほど決意していたのを覆す説明がほとんどなくて。
道長=善玉が
このドラマのプロットみたいなので、こうなるのは仕方ないですが。
道長をこれほどまでの善玉にされると、今後の史実が改変されそうで、ちょっと心配です
まぁ、とにかく
おめでとう、道長くん
時の権力者として頑張って!
一上として内覧を兼務することは、ただ関白になることより、相当激務だそうで。
本人も覚悟が必要だったのでしょう。
懐かしの六条の館に、月を追うようにやって来ていました。
そこにはまひろがいた
互いに過去の自分たちが目の前にはっきり思い浮かぶのだけれど、それに惑わされることはない。
いまの自分たちの原点に過ぎない。
あの時のふたりが、いまのふたりに重なることはない。
けれど。
いまのふたりを作ったのは
間違いなく、あの時のふたり。
交わらないながら、ふたりはこれからも共通の想いを抱えて、前に進んでいくのでしょう。
道長に対し、
まひろは停滞気味ですが。
時は必ず
まひろを大きく飛躍させる。
あ~早く『源氏物語』を書き始めないかな~
その日が楽しみです。
[紀行]
石清水八幡宮
粟田口
お読みいただき
ありがとうございました。