大河ドラマ
「光る君へ〈6〉二人の才女」
2024.2.11 放送
NHK総合 NHK BS
自宅に帰ってまいりました。
さっそく
まひろちゃん観て気分上げ上げ
先週、月明かりの中、父・為時の胸に泣き崩れたまひろ。
顔洗ってこい、とでも言われたのですかね?
水盤に映ったのは月だけでなく
”まひろの言うことを信じる”
と言ってくれた道長の姿も。
オープンロールの後に
”わたしは道長様から遠ざからなくてはならない。そのためには何かをしなければ。この命に使命を持たせなくては”
なんて言っていたのは、
好きだからこその発想なの?
まひろに和歌を送っている。
月を眺めて思い付いて
急いで書き付けて
三郎の名で届けさせた
神の斎垣[いがき]も越えぬべし
恋しき人の みまくほしさに』
伊勢物語に出てくる歌の本歌取りらしいです。
道長もようやく
まひろに恋している己に気づいたのか!?
父・兼家に、左大臣家の婿になっては、と言われた時は、
兄・道兼の所業に打ちのめされていて、恋する顔が出来ていなかったようですが
あなたの三男防は
でも、立っているだけで同じ方向を向いている影に支配され、一族の闇から逃れられない己を感じているのか。
花山天皇の腹心である
藤原義懐の宴に参加した
公任、斉信、行成ら、
若手の信任を右大臣家へ取り戻すために、
道長は長兄・道隆へ注進。
いわば派閥の人員の取り合いですが。
人心掌握に、漢詩の会が功を奏することがあったのね~
ホントにこんなふうに上手くいくことがあったのかな?
その漢詩の会に、学者として
まひろの父・為時も参加。
まひろも同道。
参加者リストに名前がないから、道兼も道長と来ないと安心していたのに。
道長は来た~
為時が来ると知ってひょっとしたらと思って来たのか、
為時の娘も来ると知っていて来たのか。
まひろ、動揺
↑
そのように見えました
道長の漢詩は”恋の酒”
菊花を吟っていたようですが、
この会の季節は夏みたい。
桔梗が咲いていました
清原元輔と為時が知り合いという設定でした。
御下問に、上の空でしどろもどろになったまひろに対し、
才気をひけらかしたような発言をした桔梗。
父・元輔にはたしなめられていましたが、斉信の目には留まって、本人としては目的達成だったのではないかしら?
顧みられぬ女の嘆きを綴った作品ではなく、身分の高い貴公子に愛された女の自慢話だ、と評し、
赤染衛門からも賛同を得ていました。
確かな、ストーリーの真髄を掴む目がある
散楽の直秀からも
”をかしきことこそ
めでたけれ”
と、後の創作のヒントになるようなことを言われていて。
父・為時との関係が改善し、
同志のように
家を盛り立てていく決意もしたし。
母の死の呪縛からいったん解放されて、輝いていくのでしょう。
来週は
”打毬[だきゅう]”のシーンがあるようです。
平安時代の行事・風俗その他の動画再現シーンが多くて、毎週ホント楽しい
来週も楽しみです。
[紀行]
枕草子
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周防国衙跡
お読みいただき
ありがとうございました。