大河ドラマ
「光る君へ〈4〉五節の舞姫」
2024.1.28 放送
NHK総合 NHK BS
やっと観ました!
最新のまひろちゃん
今週もおもしろかった
視聴率はどうなのかしら?
先週、猿楽のところで
いまや想い人である三郎こと道長と再会したのに。
アキ(猿楽での役名、直秀)に、道長が放免に捕まった騒動に対し、謝ってよと、詰め寄るまひろ。
なかなか色っぽい展開にならないところが、とってもよろしいと思います
『藤原為時の娘』と。
三郎もいよいよ、身の上を明かそうとした時に邪魔が入って。
未来の夫、宣孝さま登場。
(貴族と庶民の違いは話し方でわかりそうなものだけど)
宣孝、道長の顔、知らないのか?
そりゃ宣孝の官位や役職では、公卿クラスの人&その子息とはそう顔を合わせないのだろうけど。
後半のほうで、まひろと一緒に舞を舞った姫たちは、右大臣家の三兄弟の顔を知っていて。
宣孝は、まひろちゃんの未来の夫として相応しく思える、なかなか思慮深い、いい人でした
三郎と会っていたことは父・為時には黙っていてくれる。
けど、今後は近づくな、とまひろに言う。
「しかしその身分があるから、諍いも争いも起こらずに済むんだ。もしもそれが無くなれば、万民は競い合い、世は乱れるばかりとなる」
理を説く宣孝。
窮屈な身分社会に身を置いている人って、こうゆう感覚だったのかしらね?
まひろにとって宣孝は、なんでも言える存在らしく。
左大臣家へ間者として顔を出していること、言ってしまう。
プラス
父への複雑な想いを吐露
なんかこの辺り、よかったな~
のちに世紀の大作家となる、紫式部の片鱗が、既にあって。
運命から目をそらさず、正しく見つめ、分析し、考え、悩み、怒り、悲しむ。
源氏物語そのものの世界観がそこにはあると思いました。
興奮するまひろを座らせた宣孝。
「思いが屈したら、わしに吐き出してみるがよい! 良い策は見つからずとも、心の荷を軽くするくらいは出来よう」
蔵之介さんが言うと、マジ響く。大人の対応
悶々している道長もかわいいけど。
選ぶならこっちよね
大好きまひろちゃんの未来の夫として認めちゃう
なんて。
この場面ばかり取り上げてしまいましたが。
今回も雅びなシーンが多くて、目の保養になったわ
左大臣の姫君たちの集まりでは、盗賊の話が出て。
倫子がとてもいい味をだしていました。
ちょっと引いたわ
辻へ行き、馬に乗る(正確には相乗りの後方ですけど)と、まひろが言った時のノリが、また女子高生みたいだったし。
竹取物語について語る場面で、まひろが遠慮ないことを言ったら、ちょっと怖かったけど
五節の舞姫を舞うように頼んだ時は、ひたすらメチャかわいい
”五節の舞姫”を出すよう命じられた、倫子の父、左大臣・源雅信は大慌て。
他に命じられたのは、公卿では「権大納言家」&「藤宰相家」だそうですが。
(残りひとりは公郷以下の貴族が命じられたのかしら?)
どうもその家の姫たちは、倫子の集まり~サロンに通っている娘たちで。
肇子様=横田美紀さん演)
なんか、倫子以外の家では姫自身が舞っていたようでした
でも予習した話によると、公卿クラスの家の姫が五節の舞を舞うことはまず無いらしく。
(道長の時代には、その配下にある家の娘が踊るようになっていたらしい)
こうゆうところは研究どおりに演出していないみたいですね。
まぁ、公卿の子息クラスの人たちと顔を合わす機会などないまひろが、そうゆう機会を得るために、五節の舞姫をさせているのでしょうから。
別にいいけど。
(上から目線で申し訳ない💦)
なんだかんだ、映像化された
『豊明節会の五節の舞』
素晴らしかった~
舞姫たちの衣装、優美な舞もステキだったけど、
節会の全体の感じも良き
篝火の中に浮かび上がる舞姫たちの豪華な衣装。
切なく響く雅楽の低音。
そんな中、予想どおり
まひろは群臣の中に
三郎=道長と
母を殺したカタキの道兼を見つける。
え、まひろ大丈夫?
間違えちゃわない?
と、わたくし気が気じゃなかったわ💦
よかった、よかった
(なんせ国家行事の、しかも神事だからね~)
あとはお約束の、一緒に舞った姫たちから、ふたりが、三郎と道兼が(想い人&母のカタキ)、右大臣家の次男と三男、兄弟だと知る
ここは想定内でしたが。
まひろ、倒れちゃったよ
予告
え~『告白』ですか?
来週、言っちゃうの!?
これは想定外でした
毎回、意表をついてくれて、
大石静さん、さすがです
来週も楽しみです。
[紀行]
家屋雑考 寝殿全図
(筑波大学付属図書館 蔵)
紫式部物語絵巻
(国立国会図書館 蔵)
源氏物語絵巻 柏木
(国立国会図書館 蔵)
年中行事絵巻
(国立国会図書館 蔵)
岩手県奥州市
歴史公園 えさし藤原の郷
伽羅御所
お読みいただき
ありがとうございました。