『源氏物語が読みたくなる本』 

山本淳子 編

グラフ社  2009年刊

こんばんは~照れ

今日は先日紹介した図書館で借りている本から
『源氏物語を読みたくなる本』について書いてみます。

お正月の「英雄たちの選択」に出演されていた山本淳子先生の本として以前の記事では紹介しましたが、山本先生の編で。
たくさんの方が執筆に関わっておられる本でした。

平成20年、2008年は、
紫式部が宴席にやってきた公達から”若紫”と呼ばれたその日の年から1000年経った、
記念すべき年だったそうで。

「源氏物語千年紀」とされ、全国各地で、多くの展覧会や講演会、イベント等が開かれたそうです。
ぜんぜん知らなかったてへぺろ

この本はその年の翌年に刊行されたのですが。

もとは「源氏物語」を身近に感じてもらうために企画された、「源氏物語千年紀委員会」のホームページだそうです。

第一部は、そのホームページに連載された、「源氏物語をめぐる人々」の記事をもとに、修正・加筆したものだそうです。

こちらは京都の「MKタクシー」の広報誌「MK新聞」にも掲載されたそうびっくり

第二部も、同じホームページに「源氏物語Q&A」として掲載されたコーナーをもとにしているそうです。

先に、第二部だけ読んだのですが。
回答者の方は17名もいらしてびっくり
それぞれ専門の方が質問に答えていらっしゃるのかな?

ちなみに全員、大学関係者ニヤリ
教授もいらっしゃれば、研究生もいらっしゃるのですが。

様々な質問に、丁寧に。
わからないことはわからないと、はっきりと答えながら、
今後の研究で期待できる部分にも触れられていて。
どれも、研究者の誠実さが如実に現れている回答になっているのが、感激爆笑

質問事項も、多岐にわたっていて楽しいし照れ

第二部のQ&Aを読むだけで、紫式部や平安時代について、正しい情報をかなりGETできます。

ポイントだけ知りたい方にスゴくおすすめウインク

第一部も、これから読みたいと思います。
人物別に源氏物語を追いかけたことないので。
また違う印象が持てそう照れ

原文や和歌も引用されているみたいなので。
「あさきゆめみし」しか知らない私には、古典の雰囲気も味わえて助かりますグラサン

他に4冊も借りているので。
そろそろチャチャと読み進めなくてはマズイニヤリ

頑張りますニヤリ


お読みいただき
ありがとうございました。