大河ドラマ「光る君へ〈3〉謎の男」

大河ドラマ

「光る君へ〈3〉謎の男」

2024.1.21  

NHK総合　NHK BS

こんばんは～

今週もさっそく観ました！

「光る君へ」

タイトルの”謎の男”、

やっぱりあの猿楽の演者でしたね

もとは放免(検非違使庁の下級官吏)が捕まえようとしていた民(なにをしたせいなのか不明)を、石を投げて助けただけで。

それほど悪いこともしていない気がしますが。

なにか陰謀の匂い

帝や女御を風刺したらしい猿楽の演者だしね。

間違って捕まった三郎を心配するまひろに、わざわざ無事を知らせたのは何故かしら？

三郎が釈放されていたのを、じっと見ていたし。

確かに”謎の男”ではある

役名は”直秀”らしいですよ。

毎熊克哉さんが演じられています。

”謎の男”の正体は、今回は判明しなかったけれど。

新しい登場人物もたくさん出てきて、今週もおもしろかったです

土御門家(左大臣・源雅信)での姫君たちの集いに、まひろが参加していてのが、華やかで楽しいシーンでした

姫たちのノリがギャルみたいだ、と一緒に観ていた長女が驚いていましたわ

わたしは、赤染衛門がその場を仕切っていたのにビックリ

この時期から穆子・倫子に仕えていた可能性があるみたいですね。

偏継ぎ(漢字合っている？)という遊びで、まひろが札を全部取ってしまって

新参者なのに大丈夫？と心配しましたが、倫子のあっけらかんとしたフォローに助けられていました。

いい人だ

倫子の母・穆子も、身分をかさにきたところがまったくない、おっとりした人で。いい人でした。

のちに、道長の正室となる倫子ですが、それを推したのは母・穆子らしいですから。

今後もいい人でいて、まひろを助けてくれる役なのかな？

対のように、道長たち

上級貴族の子息たちの場面も多くあって。

宿直中に恋文を見せたり、

関白邸で漢文の講義を受けていたり。

なかなか男性陣は勉学が大変みたいですね。

勉学の優劣は、出世に多少の影響はあるはずですから。

姫たちのように

”研鑽でなく遊び”

なんて優雅に構えてはいられないようでした。

(道長、勉学苦手みたい)

町田啓太さん演じる藤原公任が登場して。

イメージに近くて満足

藤原行成も出てきていましたね。

能書家として当時三蹟に数えられた、書家としての顔が紹介されていましたが。

この方は『権記』という詳細な日記を残した方としても有名で。

『小右記』(これまた詳細かつ長期間の日記)を残した、秋山竜次さんが演じる藤原実資とともに、この時代を知るのに欠かせない人物です。

藤原実資、今週もいい味、出していました

芸人さんなのに演技上手なのでは？存在感あって。

平安貴族の衣装を着ていると、絵巻に出てくる太っちょ公卿そのもので。かわいい

あの、まひろの母を殺してしまった道兼が、けなげにそつなく彼に仕えている姿が、平安貴族たちの底知れない二面性を表しているようで。

ちょっと恐ろしかったです

道兼、道長たち警備の列に声をかけていて。

なんの目的だったのだろう？

”父上を交えて酒でも飲もう”なんて。

呑気な弟の道長を、自分と同じ権謀術数渦巻く、悪い世界に引きずり込みたいのかしらね

配膳の女房を抱き込んで

帝に薬もって

お加減悪くさせて。

息子にそんなことさせて

笑っている父親(兼家)サイテー

しかも、

”配膳の女房を抱いたのか？”

ですって

あの様子では、道兼はまだ抱いていなかったようですが。

これからするんでしょうね

女たちをうまく使わなければ出世は出来ぬ、陰謀も出来ぬ時代。

まひろの父・為時も、娘を閉じ込めて、その娘が外へ出たがっているのをいいことに、土御門家の姫君の様子を探らせている。

間者。

先週に予告を観たときは、どこへどんな情報を探りに行くのかと思いましたが。

なるほどね

このレベルの間者なら、どこの姫もやっていそうです。

さしずめ、倫子の元に集まっている姫たちも同じでないか、と思いました。

まひろ、貧しさゆえに敵の父かもしれない右大臣のために、働かなくてはならない立場がつらそうでしたが。

負けるな

華やかで雅な、女たちの教養をたしなむ場は、それなりに好きなのかもしれませんが。

いまいちギャル風の姫たちからは浮いていて。

今後も苦労しそうです

とりあえず外へは出られたので。

三郎こと、道長とも再会

来週は、とうとう互いに身の上を明かすのかな？

謎の男・直秀もまた登場するようなので。

次こそ正体がわかるのか？

タイトルは”五節の舞姫”

まひろ、踊りも出来たの

また華やかな場面が多そうで

楽しみです

[紀行]

風俗資料館

お読みいただき

ありがとうございました。