今回の「どうする家康」
やっと観ました。
有村架純さんの瀬名と
細田佳央太さんの信康の
退場劇で。
ストーリー展開の意外性は
まったくなく。
ひたすらふたりが
徳川を守るために犠牲となる回でした。
七之助~岡部大さんが演じた平岩親吉、かわいそうだったね💦
おのれの脇差を奪って、若君・信康、自刃
介錯は、服部半蔵(山田孝之さん)が、史伝と真逆でやっておられました。
(史伝だと、介錯を命じられたけど出来なかった、となっている。のちに、信康の菩提を弔うお寺を建てているそうです)
瀬名は、自ら首を斬っていた
頸動脈ってやつですかね?
舟に乗って泣き喚きながら去る家康に付き従わず、残って見届けたのは、鳥居元忠(音尾琢真さん)のようでした。
こういった場面は、
やっぱり悲しいね~
回想シーンも多く。
いろいろせつなかったです。
今後、家康は豹変するようで。
愛妻を犠牲とした限りは
愛妻の願いであった
“安寧の世”
を実現させるために
“化ける”みたいです。
家康が“泣き虫弱虫のダメ殿である”設定の時点で、
瀬名が死ぬことで、松潤・家康に変化が起きるだろうということは、わかっていたので
ここで今年の大河は一区切りですね。
後半の、化けた家康を
松潤がどう演じるのか。
楽しみです
にしても、
この事件のキーマンである
岡田准一さんの織田信長。
最新の定説にそって
処分の指示は徳川に任せていましたね。
事件の結末に不満があったようで。
徳川お目付け役の
佐久間信盛(立川談春さん)が、とばっちりを受けた形になっていました。
ぜんぜん勉強していませんが。
この方の名がこの事件でクローズアップされていたのは、よい展開だったと思います。
このドラマでは、事件結末の諸悪の根源となってしまっていた、武田勝頼(眞栄田郷敦さん)は。
“おなごのママゴトのような謀”がバレて、妻子を犠牲にした家康を、“人でなし”呼ばわりしていました。
ひょっとして、徳川が武田と共に織田と闘うことを想定していた?
のわりには、家康自身とは、なにも政治交渉をしていなかったので。
ここら辺が、歴史劇としては不満なのですが
最後、『紀行』のところで
そろって登場していた
松潤&有村架純さんの言うとおり、
『歴史っていうのは、この間にどうゆう感情があって、どう働いてったかというのは・・・わかんない』ものなので。
という感じです
悪女として記録された
築山殿に対して
一石を投じたことは
高評価できるでしょう。
有村架純さん、
お疲れ様でした
今日は時間もないので
少し短く
[紀行]
静岡県浜松市
佐鳴湖 小藪船着場跡
西来院 月窟廟
お読みいただき
ありがとうございました。