どうする家康
第17回「三方ヶ原合戦」
2023.5.7放送
NHK総合 BSプレミアム
先ほどやっと観ることが出来ました今週の松潤・家康
いや~よかったです
こんなによかったの久々?
イヤひょっとしたら初めてかも
出だしは、先週のカッコいい武田出陣の場面が再び映ったのに混じって、家康の家臣たちが出陣しようとしている場面。
於大の方(松嶋菜々子さん)と
その夫・久松長家(リリー・フランキーさん)
酒井忠次(大森南朋さん)と
その妻・登与(猫背椿さん)
本多一族では、
平八郎忠勝(山田裕貴さん)が、
叔父の忠真(浪岡一喜さん)が出陣しようとするのを止めている。
このふたりの掛け合いは、今回のコメディ部分を担当していたのかもしれませんが。
そんな思惑が書き消されるほど、冒頭からずっと緊張感のある展開で
ぞくぞくしました
武田が攻めてくる。
大軍がやってくる。
それはどうゆうことなのか。
みんなわかっているから。
シリアスにしかなれない
備えているのは浜松だけでなく、岡崎でも、若殿・信康(細田佳央太さん)以下、瀬名(有村架純さん)も、亀姫(當真あみさん)も、五徳姫(久保史緒里さん)も、戦を前に戦慄している。
子役だった信康たち、この回から大人の役者さんに変わりましたね
今は武田の西上ですよ!
オープンロール明けには
既にいくつも
徳川方の城は武田に落とされてしまったらしい
→新城市
田峯城[だみねじょう]
→北設楽郡
長篠城
→新城市
犬居城
→浜松市天竜区
只来城[ただらいじょう]
→浜松市天竜区
いくら2万を越える大軍が、四方八方から攻めてくるとはいえ~
落とされ過ぎではない?
というか・・・
知らん城の名をたくさん出されて~マジ調べるの大変だったわ
変なとこ、細かいな~
高天神城は落城したことになっていましたね。
(そうゆう説もあると今回初めて知りました💦)
その次に出てきたのは見付城🏯
ここでも本多の叔父&甥が絡んでいましたが。
山県昌景(橋本さとしさん)
申し訳ないのですが、過去の武田主人公の大河などを観ていなくて💦どうゆう方かイマイチわかっておらず
”武田の赤備え”といえば、この方だそうですね~
”井伊“の前に武田が赤備えしていたのは知っていましたが。
武田はいまひとつ~知らないこと多い
見付城→磐田市
匂坂城[さぎさかじょう]
→磐田市
このふたつも落とされ
次は二俣城
→浜松市天竜区
この城を落とした後、
信玄は浜松城を通り過ぎて
三方ヶ原へ向かいました。
とにかく徳川の頼みの綱は
織田の援軍。
信長の伝言を持ってきた、叔父の水野信元(寺島進さん)に、家康は信長に鷹狩りに来てくれるように伝言させる。
2日だけ、互いに軍を抜け出して、密会
なんかね~やっぱり岡本准一さん好きですわ
プロファイラー好きだし
「楽しめ! 一世一代の大勝負を! 」がよかったわ
家康はなんとか信長から
現時点で3千の援軍と、
1ヶ月後の織田本軍の援軍の約束を取り付ける。
1ヶ月、頑張るしかない
援軍にやってきたのは
佐久間信盛(立川談春さん)と
水野信元。
ぜんぜん知らなかったので、ここで調べておいてよかったです。
いちおう戦国三傑では、信長好きなのですが。
信長家臣のことなんて、まだまだ全然わかっていないわ~反省
鷹狩りのついでに、しっかり岡崎へ寄って、愛妻・瀬名に別れを惜しむ松潤・家康。
浜松ではいよいよ武田が迫っていて、城下は大騒ぎ。
そこに戦見物をすると豪語する、のちの直政~井伊虎松(板垣李光人さん)が現れる
おもしろかったですよ。
戦見物をホントにやって。
三方ヶ原の目撃者に仕立てあげられていた
信玄は、家康という人間をわかっている。
敵の大軍が、立て籠っている自らの居城の前を通り過ぎて行ったらどう考えるか。
家臣たちの意見が紛糾することも。
遠江の民たちがどう評するかも。
それを家康がどう捉えるかも。
撃って出たら負ける。
立て籠るしかない。
けれど敵は来ない。
みすみす信長のいる岐阜に、敵を行かせるわけにもいかない。
「家康よ!決断せよ。
時は・・待ってくれんぞ」
カッコ良すぎだ~
「我らが・・武田に勝る点があるとすれば・・ひとつ。
この地についてじゃ」
浜松の地については信玄よりよく知っている。
地の利はこちらにある、という家康の判断に、のっかって進言したのが夏目広次(甲本雅裕さん)
(→欠下城というのがあるらしい)
そこを登りきって、三方ヶ原へ出る武田軍は、さらにその先で
祝田[ほうだ]の細い崖道を通ることになる。
その崖道を通っている武田を後ろから突けば~勝機はある!?
「ただちに武田を追い、後ろから追い落とす出陣じゃあ!」
ちょうともの悲しい響きの、あのオープニング曲に乗って。
かっこよく、勇ましく、みな馬を駆って、突き進むのだけど。
その先に・・武田が陣をそろえて待っていた
しかるのちに戦いを求むる。
敗者はまず戦いて
しかるのちに勝ちを求むる。
わっぱよ。
戦は勝ってから
始めるものじゃ。
かかれ~!!」
そしてステキ過ぎ
神君・家康公、最大の大敗の戦[いくさ]場面は放送されず。
次の場面では岡崎で。
”父上が・・“と絶句する信康と、
”真なのか!?“と取り乱す瀬名の場面だけが放送されました。
同時に、虎松が戦場を走り、
挙がった首と、
運ばれる胴体の甲冑が、
おのれを見逃してくれた
家康のものらしいことを確認する。
なかなか良い演出だったと感心してしまいました
あれが家康ではなく
おそらく夏目広次であることは~今後の展開が周知の視聴者は全員わかっているのですが。
そんなことは関係なく、わたしは入り込めて~楽しかったです
虎松の、あの表情のおかげかな?
家康に対する、虎松の複雑な心情が大きく出ていた、豊かな表情に引き込まれました
来週は
真・三方ヶ原合戦と題して
この演出に隠された
合戦の真の現場を放送してくれるみたいですね。
スッゴく楽しみだわ~
[紀行]
浜松市北部
天竜美林
天竜川
二俣城跡
(復元された井戸櫓)
お読みいただき
ありがとうございました。