こんにちは。

昨日の記事で
20年以上前に函館へ行った時のことをツラツラ書いてみたら、なんか懐かしくなってチュー
その時に買った本を引っ張り出してみましたてへぺろ

五稜郭タワーの売店で買ったんですよ~照れ
今でも売っているのかな?
すっかりくだびれてしまって、角から焼けてきていて、たまには開かなきゃダメだわ~ガーン
この本の巻末には
「函館戦役徳川脱走軍人名簿」
が載っているのですが。
渋沢成一郎の名が4番目にある!
しかも大鳥圭介と相馬主計という
新選組ではお馴染みの名に挟まれてる~びっくりびっくり
成一郎って、認識なかったけど、なにげに大物だった?
彰義隊は函館の隊の中じゃ、新選組同様さほど大きくない印象で。
高松凌雲のお兄さんの、古屋佐久左衛門の衝鋒隊のほうが人数も多いしえー
まぁこの名簿は重要人物順というわけではないとは思いますけどニヤリ
にしても、成一郎、見直しましたわウインク
函館戦争は本格的に読んだことはないので、今後はいろいろ勉強してみたいです。

ちなみに土方歳三は、成一郎に比べると後ろのほうニヤリ
部下の相馬主計のほうが先。
なぜか見廻組&衝鋒隊の今井信郎
(坂本龍馬暗殺事件の見張り役)のすぐ近くえー
こんな冊子も買っていたびっくり
ろくに読んでいませんがキョロキョロ
こうゆうのがあると買わずにいられない新選組狂(土方狂)でしたてへぺろ

それはともかくニヤリ

先週の大河ドラマ「青天を衝け」は、
「篤太夫と八百万の神」でしたね。

函館戦争が終結し、獄中の喜作(成一郎)がちょっとだけ出ていたえーん

“あいつはもうひとりの俺だ“、と栄一が言っていた場面、泣けたえーん


きっとそうやって、戦場に参加しなくても、同じように北へ想いを馳せた幕府方の人はたくさんいただろうな~えーんえーん


そんな想いを抱えながらも。

時代は確実に動いていたニヤリ

 

断る!なんて

駿府の同輩?杉浦愛蔵らに息をまいていたのに、言い負かされて帰ってきた栄一が面白かった照れ


この辺りからこの回は一部コメディ調でしたねニヤリ

 

伊藤博文が公使館焼き討ちの体験を話して迎合しそうになるところといいニヤリ

大隈重信役の芸人風の言い回しといいニヤリ

昔の私でしたら不満に思う大河ドラマ演出ですが。

最近は寛容なのチュー

役者さんの個性をうまく生かしていたわウインク

さすが、早稲田大学創始の大隈重信は口がたつ!という設定なのね。

(実際にどうゆう人かほとんど知らないので。興味わきましたわ口笛)

 

“八百万の神の人柱を集める“というのは、なかなか気に入りました照れ

タイトル聞いただけではハテナ?でしたが、そうゆう流れなら納得。


確かにあの時の新政府は、そうゆう気持ちになって、敵味方関係なく人材を集めなくては、どうしようもない状況だったみたいですよね。


ちょっと知識ある人だったら、出雲の神が国譲りしたり、負けた神が勝った神に協力して国づくりをする天皇家の神話は知っているはずですから。

王政復古で神の威信も取り戻す必要があったわけですし。

引き合いに出す例としては説得力がある気がする。


明治新政府のなにかの記録に、こんなことが書いてあったのかな?

令和時代の作家&プロデューサーの発想だとしたら、なかなか良い着眼点だな~と思いましたニヤリ


そして、最後の慶喜との場面。

ネット上も評判いいみたいですが。

マジ泣けましたよね~えーんえーん


主君の前だとつい昔のように、

“新政府はいずれ崩れる“とか

“静岡で力を蓄え“とか、

威勢のいいことを言って主君の前でええ格好してニヤリ


甘えているのね~チュー

臣下だから、主君の賛同が得れればそれはGOサインだものね。 

自分で決定しなくても済む。


そう考えると、慶喜はさすがな主君ですびっくり

密偵が入り込んでいる状況を教え、

徳川の立場を思い出させ、

自分にその気が無いことを示した。


東照神君を持ち出し、

神君のような国づくりは出来まい、

八百万とはいかずとも多くを集めるしかない、

と大隈の演説に賛同してみせる。


他人事のようでは困る、

と拗ねる栄一。


上様なら出来た、

と持ち出しても仕方ない過去を持ち出す。


上様がなにをお考えなのかわからない、と言っていたけど、ホントわかっていないのね~ニヤリ

(私が上から言うことではないけど)


大阪で、敗軍となった部下たちを置いて、船で江戸に帰ったあの時。

慶喜がもう決めていたのかはわかりません。

ただ、この時期(明治初め)には、もう絶対に自分は動かない、と決めていたと思います。

それが慶喜のスジだったから。


行きたいと思っておるのだろう、

と振り仰いだ慶喜は、

きっと栄一がうらやましかっただろうな~ニヤリ


慶喜だって、あんな立場じゃなければ国づくりをする才はある。

栄一よりあるかもしれない。


けれど、慶喜は最後の将軍でした。

同時に、錦旗にひれ伏した敗軍の将でした。

ひれ伏した誠意を、最後まで見せるのが慶喜のスジであったのでしょうえーん


だから、栄一も送り出す。

徳川が、おのれが、多くの幕臣が、混乱の幕末のなかでも確かに培った能力。

国づくりに役立つ才を、慶喜は天皇に差し出したかったのかもしれませんニヤリ

それだけが、明治という世の、慶喜にとっての主君、明治天皇への誠意、国づくりだったのかもしれない、そんなことを考えました。


“これが最後の命だ。

渋沢、これからは日本のために尽くせ“


泣けましたえーんえーんえーん

慶喜ってやっぱり名君だ!

東照神君に負けてない!

明治日本を創ったのは慶喜だ!

なんて思っちゃいましたよ~えーんえーん


栄一、よかったね照れ

慶喜のお墨付きをもらえて。

主君に背中を押してもらえて。


篤太夫の名をくれた平岡円四郎といい、栄一は上司に恵まれたな~チュー


ずっとずっと。

親の期待に、周囲の期待に、常に応えなくてはならない立場だった慶喜。

無念の想いはあったにせよ、穏やかな暮らしを望んだこともまた、それはそれで真実だったのだと思います。

だから、じっとしていられた。

そうじゃなきゃ、必ず誰かに担がれていたのでは?


真実はわかりませんが。

この場面、ドラマ慶喜としては最高なの、間違いなし爆笑

神っている、という評もあるみたいですが、賛同爆笑爆笑

草薙さん、はまり役でしたわチュー


篤太夫の名を返却するという、真に武士らしい場面で、ファーストシーンの慶喜との出会いを回想するのがまた、泣けた~えーんえーん


あの時は誰もこんな未来を知らなかった。

平岡円四郎も生きていたえーん

慶喜もまだ傲慢でさえあったえー

栄一はただの無鉄砲だったてへぺろ


年月とはなんと残酷か。

しかしまた同時に、

年月を無駄に生きなかった者は必ず成長するニヤリ


慶喜はおのれの人間の器を大きくしたと思います。

栄一は・・・

好奇心に任せて突っ走った甲斐あって、知を得て、才を発揮する場(一橋家)を得て、結果を出し、新たに才を発揮する場(新政府)も手に入れました。


全部、平岡&慶喜のおかげだね。

他にも多くの人に助けてもらって照れ



ようやく

明治新政府への出仕を決めた栄一。


”徳川があってよかっただろう、

”徳川なしには日本は守れなかった、そう思い知らせてやりてぇ”

と言った栄一に、

“見せてやれ、幕臣の意地を!”

と叫んだ杉浦愛蔵。


“それでも僕は渋沢の友だ~!“

と栄一に抱きつくシーンびっくり

いささか青春すぎるけど、

ここもなんか泣けた~えーんえーん


栄一、血洗島時代にも負けない、良い友を得たね照れ

杉浦愛蔵、まだ出てくるよね?

今後も注目しちゃうウインク


それにしても新政府側の面々。

顔見せの必要があるとはいえ、勢ぞろいでしたね。


五代友厚、

カッコイイ~爆笑

ディーン・フジオカさんは、連続テレビ小説「朝が来た」でも五代を演じられて熱愛させていただきましたが照れ

カッコ良すぎるおねがいおねがい


新政府の面々は、ちょびヒゲや烏帽子のコメディアンみたいのばかりなのに、あそこ(ディーン・フジオカの出てくる場面)だけ俳優している。


まぁ、今後は違うと思いますけどてへぺろ


次はvs大久保が楽しみ~照れ

(すぐ死んじゃうかもですけど)


私、新政府側では大久保推しなんですよウインク

腹黒いやり手が好きてへぺろ


と言っても、明治新政府側はいろいろ勉強不足で。

基本、佐幕なので。

ドラマ以上のことはあんまりニヤリ



今後また「青天を衝け」の記事を書くか、わかりませんが、面白かったら書こうかと思っています。


今日も長々となりました。


お読みいただき、ありがとうございました。