今日は久しぶりに

マンガを紹介したいと思います。


歴史マンガ・・・と呼びたいのですが、

ちょっと画がもろに少女漫画で~

ひいてしまう男性陣はスルーしてください(^_^;)


湯口聖子さんの

<夢語りシリーズ>第1巻「夢語り」。


先日、渋谷Hikarieで偶然に

「川本喜八郎人形ギャラリー」を訪れた際に

「平家物語」にまつわる人形を見たので~

突然このマンガが懐かしくなりました。


といっても、この<夢語りシリーズ>の主人公は

だいたいが鎌倉方の人。

初代・執権となる、北条時政の三男である

北条時房が、シリーズ通して

全部ではないけれども、たびたび出てくる。


1巻の「夢語り」は

すべて時房が主人公で~

青年・時房が『比企の乱』の陰謀に加担したり、

少年・時房(五郎)が静御前にあこがれたり、

初陣を『奥州平定』で飾った、少年・時房(時連)が

奥州藤原氏の姫に暗殺されかかったりします。


これを読んだ頃はまだ学生でしたが、

まったく知らない、北条氏の三男坊が

有名な歴史上人物の中で成長していく姿が

新鮮で、とっても好きでした♪

(政子とは10歳以上の年の差があったとされる)

そして、鎌倉北条氏にはまりました!(^^)!


それからだったかな~

永井路子さんにも、はまったりしたの・・・(記憶曖昧)

ちょうどカメラを始めて、一眼レフ片手に鎌倉市内を

花を求めてウロウロしていましたしね。

(同時並行で、立原正秋さんにもはまっていた)

懐かしいです♪


月のほのほ (ボニータコミックス―夢語りシリーズ)/秋田書店

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こちらは第2巻。

時房の姉たち(政子のすぐ下の妹たち)である

育子(足利義兼・室、名は作者がつけたもの)と

泰子(稲毛重成・室、同上)の話の他、

『千手の前』が主人公の話がある~(#^.^#)


先日の、渋谷Hikarieの記事では

河村恵利さんのマンガについても少し書きましたが。

わたしの中で

『千手』と『平重衡』の悲恋の物語、といえば

この「月のほのほ」収録の「緋の川」です♪

川本喜八郎さんの展示されていた人形の中に

千手と重衡がいて~

このマンガの話が自動的にオーバーラップ!

若い頃に夢中になったものって

なんかいつまでも消えないですね~不思議・・・

もう何年も開いていないマンガなのに

記憶くっきりでした(^_^;)


湯口聖子さんのこの<夢語りシリーズ>は

北条氏がいろいろ登場します。


風の墓標 コミック 1-5巻セット (ボニータコミックス―夢語りシリーズ)/秋田書店
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全5巻ある「風の墓標」は

北条氏滅亡にかかわる話で、

最後の執権・北条(赤橋)守時の弟、四朗範時、

最後の六波羅探題・北方である、北条(普恩寺)仲時、

守時の妹を正室とした、足利尊氏の弟、直義、

この3人が親友、という設定で話が進みます。

これも大好きで~

このマンガをきっかけに足利氏の本も少し読みました。

(結果、尊氏・直義も好きに。敵味方なんですけど~)


わたしの記事にたびたび登場する

河村恵利さんとは、

湯口聖子さん、交流があるみたいで~

作風は違いますが

コンセプトは似ているのかな~と思います。


もし河村恵利さんのマンガが好きな方がいたら

ぜひこちらもご一読ください♪


お読みいただき、ありがとうございました。




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