ブログネタ:今年の私的アカデミー賞は? 参加中


一週間もサボっているうちに

ついに明日となりました、第80回アカデミー賞授賞式。

独断と偏見だけで今年も予想してみたいと思いますにひひ



作品賞     大本命らしいので推したく無いんだけど(笑
         「ノーカントリー」


監督賞     やっぱり「ノーカントリー」のコーエン兄弟かな
         『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベルも
       

主演男優賞  ジョニー・デップに決まってらい!



主演女優賞  これは・・・どうだろう?混戦っぽいけど
         「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」
         マリオン・コティヤールが一歩リードか。
 


今年は、フランスやイギリスなど外国の映画が主要部門にもいろいろ絡んできていたり

制作費も莫大に費やしたりするいわゆる派手な作品のノミネートがないんだけど

それでも観てみたいなーと思うのは多々ありますね。


なかでもトミーリー・ジョーンズ主演の『ノーカントリー』なんか面白そうじゃないですか。

石油で富を築く『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』も興味あります。

『JUNO/ジュノ』もレンタル出たらすぐ借りてみたいな。



今日テレビで、アカデミー賞関連だからなのか『エリン・ブロコビッチ』をやってて、久しぶりに観入ってしまいました。



生活費にもこと欠く、キャリアもない3人の子持ちの無職の女性が

ひょんなことから工場から出る汚水に発がん性の物質が含まれているのに気づき

歴史に残る金額、和解金3億円を企業から出させたという実在の女性のお話。


普段から露出度高めの服を好んで着たり(似合うんだまたチョキ

興奮するとよくお行儀の悪い言葉をはいたりにっしっし

でも素顔は正義感の強い、子供達を心から愛しているひとりの母親であるエリン。

なかなか個性的な役を、ジュリア・ロバーツがきっちりこなして見事主演女優賞でオスカーをゲットしたんですよね。


私が一番好きなシーンは

エリン(ジュリア)が仕事で帰りが遅くなってしまって、車を運転しながら子守をしてくれている彼、ジョージに電話して子供達の様子を聞くところ。

今日は何かあった?と聞くエリンにジョージは

初めて言葉を発した9ヶ月の末娘ちゃんの事を興奮しながら報告します。

自分の子ではないのに、その場に居合わせたことができたことにとても感動しながら。

それをききながらエリンは涙をながします。

もちろん嬉し涙もあるだろうけど、きっとそれだけじゃない

仕事のせいで見逃してしまった愛娘の最高の瞬間

どんなにその場面に立って一緒に感動したかっただろう!と思わせるような

自然な演技に思わずこちらもついもらい泣きしてしまいます。


そして彼女の気の強い性格を引き立てるような、優しい男達が脇を固めているんですよね。

ジョージみたいな男性がいるんですね、世の中には!ハーレー乗ってさ!キャッ☆



何かをやろうというとき、必要なのはお金やキャリアじゃなくて。

そりゃ、あるに越したことはないんだろうけど~

それをも超えさす、やってやる!という強い意志があればどうにでもなるんだよね!

ピンチをチャンスに活かすも自分次第だ~ね。

いい映画は免疫力もアップさせますよね。

きっと、これも上げてくれるに違いない作品のひとつだと思いますよ~。