赤星 たみこ
はいッ!ガンの赤星です!!―子宮ガンからの痛快サバイバル日記

これも、前に読んだことがあったけど


病気になってもう一度読み直したという一品です。


平成9年発行と少し古いですが、子宮頚癌Ⅰ期以上の方ならオペ前に一度読んでいただいて損は無いと思いおすすめします。



赤星さんはマンガ家なので


エッセイの合間に出てくるマンガやイラストが面白くってテンポよく


イッキに読破できるぐらいに読みやすくなってます。




彼女は1997年、39歳の時に不正出血がきっかけで産婦人科をたずねます。


そして告知。


Ⅰ期だけど後は開腹してみないとわからないと言われます。


しかし外科や泌尿器科での検査もあるし、リンパもとるといわれていた事である程度覚悟はできていたようです。


術前の不安は夫のしんちゃんと、済ませておくべく忙しくこなした仕事により解消されていき、むしろガンをさっさと片付けてやろうと積極的に。


そしてそうやってわりと早く前向きになれた理由に、お姉さんが乳がんのオペをちょうど同じ時期ぐらいに受けられたことが大きかったと。


がんは決してこわくないと思えたことがとても支えになったそうです。


ただ、Ⅰ期で術前にステージ(病期)が確定していないという点からもやはり今から10年ほど前と言う事でMRIが普及されていなかったせいもあるんだろうなぁと素人ながらに思ったりします。


その分、転移がないか膀胱検査や直腸検査を受けられていますねぇ。


でも後はもう今でもほとんど変わりなく、特に「患者の気持ち」と言う点では、むしろとても参考になる本ではないでしょうか。



ioが特に参考にさせてもらったのは


術後の排尿障害についてのという章でイラストで具体的におしっこはこう出す!!と解説してもらっていたおかげで、すぐにスムーズにでなかった私でもあせらずこんなもんだと対処できたと思います。




また花柄ネグリジェはイやだ!のところでも激しく共感。



一般に婦人科でのオペと言われればネグリジェは必須アイテムなんですが、いかんせん前開きしかも裾まで全開タイプを用意せよといわれても店にあるのはおばぁちゃんくさい花柄ばかり。


なので赤星さんは開きが途中までの寝間着をこーやってリメイクしたよ、などとイラストで具体的に解説してくれています。


ちなみにioは


何件も店をわたり歩き、なんとか花柄ではないネグリジェとマタニテイだけど膝裾まで開きのある服を探しだし(二着必要)、オペに望みました。


でも実際には、実家の母がオペ前にプレゼントしてくれた紫の小花柄の完全おばーちゃんネグリジェでオペ後の一番スタッフの出入りの激しい時期を乗り越えました。


ネグリジェ探しに奔走していた娘への深い愛情を感じ取ったワタスにはこんなの着れないよー!と突っ返す事などできず・・・今となってはいい思い出です・・・。(遠い目)


30代で立派に紫の小花柄のネグリジェを着こなすオンナって一体・・・orz



いろいろあって赤星さんがオペ後に主治医に飲酒解禁の許可を得た日に


旦那さんと涙の祝杯をあげる姿が印象的でした。




最後に彼女の主治医の河村先生の言葉から。




ゆっくりでいいから


前を向いて歩こう


人と比べずに自分のスペースで・・・。