ある日、病棟の廊下で亀梨先生とお話しているとそこへ年配の女性が近づいてこられ


「先生、亀梨先生!」


と嬉しそうに話しかけられました。


パジャマではないので患者さんではないようです。


先生はきょとん、とされています。


「あの、おかげさまで今日退院させて頂きます。お世話になりました」


「・・・・・・・・・ああーっ!!山田さん!!~~ごめんなさいわかんなくて



見違えました」って(´0ノ`*)




うわぁ先生!今さらっとすごく嬉しいことおっしゃりましたな。


その方もすごく嬉そうなお顔です。


しかもサービストークでない証拠に、先生は素で驚いたご様子。


どうやら亀梨先生の患者さんが退院のご挨拶にみえたようです。


入院中はずっとすっぴんにパジャマやネグリジェだし、退院するときは当たり前に着替えますから雰囲気が変わりますし、しかもちょっとお化粧もされていたようで、ホントにわかんなかったようですね。


産婦人科ってのは患者は女性ばかりですから、診察時もそれ以外も男性医師は結構言動にお気を使うようになっているそうですが。


たぶん先生も全くなんの気なしに、ただ単に見違えてわかんなかったからそうおっしゃったんだと思いますが、


この時の女性の笑顔、今でも焼きついてるぐらい素敵な笑顔でした。


いくつになってもそんな事いわれちゃったら嬉しいもんすよね。


なんだかioの心もほかほかさせてもらった出来事でした・・・ので番外編。