STDとは性感染症(または性行為感染症)といわれるもので、クラミジア・カンジダ症・尖圭コンジローマ・HIV(エイズ)などあります。



最近は特にクラミジアが10代の若い世代でものすごく増えてきているそうです。


クラミジアは性器の炎症を起こすだけでなく、ほっとくと不妊や早産の原因になったり,炎症を起こしている分他のSTDにかかりやすくなってしまうこともあります。

そしてこのクラミジアの流行は日本国内でのエイズ患者の数が爆発的に増えているのにも少なからず影響があるらしいのです。


エイズウイルスは炎症があったり出血があったりすると、感染の危険性が高くなります。


子宮頚がんができるわけ 読んで頂いた方はご存知だと思いますが、クラミジアに感染すると炎症をおこし、薄い単層円柱上皮細胞が傷ついているところにHPVが侵入しやすくなります。


同じ事がHIVにもいえて、炎症を起こして出血しているところへ侵入して感染します。


以前エイズが男性の同性愛者に多いといわれていたのは、直腸の内側も円柱上皮細胞でできているためなんだそうです。


最近はピルの解禁などによってコンドーム離れが起きているのもSTDの流行に影響あるでしょう。


ピルは妊娠は避けられてもSTDは防げません。


またやっかいなのはこれらのSTDには潜伏期間があったりはじめは自覚症状がなかったり。

知らないうちに感染していたりさせてしまったりして

複数の相手がいれば感染がどんどんふえていくわけです。

自分のからだは自分で護ってあげないと、愛するパートナーや、せっかくできた愛しい赤ちゃん、ひいては自分の命までもおびやかす事になりかねません。

性交渉の際は挿入前からのゴム必須。

そして定期的な婦人科検診。

ちょっとでも自覚症状(かゆみ・おりもの・出血など)があればすぐに受診。



これだけでも頚癌が予防できるとしたら、あなたはどうですか。



また、どぉ~~してもリスクをおってしまうのは女です。


リスクあってもどうしてもこの人の赤ちゃんほしい!と思う人にしか許さないでください。


それでもゴムに抵抗するようなヤツにゃあ、即見切りつけないと泣きをみるのはこっちです。




STDについて、より詳しく紹介されています。


(財)性の健康医学財団