朝食を食べて部屋で鈴ちゃんとまったりおしゃべりなんぞして過ごす。
術後六日目になって出血が少しだけ落ち着いてきたと気づく。
排尿時の時にポタポタ・・・と落ちていたのがポタ・・ぐらいになってた。
じっとしていたらあまり出血しないし、お腹のはりもなかったと思う。
動くといっても、食堂、コインランドリー室、売店ぐらいで移動はもっぱらエレベーターだからたいした事はないかもしれないけど。
実はこの日、鈴ちゃんと病気の事でおしゃべりしててだんだん訳わかんなくなってきて看護師サンに泣きついてると、わからない事あるんなら亀梨先生にちゃんと説明してもらうといいよ、といってくれて早速今日中にも段取りしてくれる事になった。
この日先生日曜だってのに忙しいみたいで大変なのに。
(そういえば先生って休みなかったよ)
せっかく説明してもらうんだから、と聞きたい質問なんぞまとめてみる。
夜、病室でみんなでテレビをみながら笑っているところへ亀梨先生登場。
今から別室で説明してくれるという。
そのとき、先生は細胞診のクラス分けから、組織診(この時は受けた検査のどれが組織診てのもわからなかった)などの検査の事についてや、頚がんについての事など本当に今考えるとよくもまあこんな事ぐらいで時間とらせて亀梨先生も我慢して辛抱強く教えてくれたもんだと関心してしまうほど無知な私にこんこんとお話してくださいました。
なんでオレがこんなことまでと思っても患者に不安や病気についての疑問があれば、応えてあげる医師としての義務感からの行為とすればそれまでかもしれませんが、それにしてもありがたい出来事でした。
でもこの時のおかげで自分の病気についてもっと知っておかなければと気づかせてもらいました。
患者にもその義務があるんですよね。
以下はioの妄想。看護師サンと先生の会話。
「亀梨先生、ioさんが訳わかんないって不安がってますよ?もっとちゃんと説明してやらないとダメじゃないですか!」
「えっ?そ、そうかなぁ、外来の時も告知の時も結構詳しく説明したつもりだったんだけどな・・・。聞いてなかったんか・・・orz」
「亀梨先生、ioさんまたからんでくるんですよ。もうどうにかしてくださいよ!」
「あ、う、うん、あの人ね・・・ボクも苦手なんだけど・・・しょうがないか・・・」
なんていわれてたりして。