一夜明けて今日は土曜日。
平日より看護師サン達も少ないし朝の清掃もないからかゆったりと迎える。
昨日夜シャワー浴びたあと 部屋へ戻る時
「・・・ioさん?」
と後ろから声をかけられた。
ふりかえると二日ぶりのYさんだった。
デイルームや廊下なんかで顔を見ないと思っていたら飲食許可がでてもしばらくは
部屋で食事をとっていたらしい。
私が引越ししてからのお互いの事を廊下でしばらく立ち話していた。
また部屋へ遊びに来てねといってわかれたんだっけ。
今朝から二人でデイルームで朝ごはん食べた。
処置室にて亀梨先生による消毒。
「ioさん・・・昨日はごめんなさいネ・・・出血どうですか?」と声かけてくれる。
“昨日はごめんなさい”の意味がわからなかったけど、とりあえず出血はあいかわらずだという。
「そうですね・・・まだ出てますね・・・退院一日延ばした方がいいかもしれませんねぇ・・・ うん、そうだな。やっぱり、そうしましょう!」Σ(゚д゚;)げげっ!
いつも控えめな口調の亀梨先生がやけにキッパリおっしゃった。
予定では明日退院だったのにな・・・。
もしかして、ごめんなさいの意味は告知の事なんかなあ。
告知なんかしてごめんってこと?
・・・でもね。ぶっちゃけ私この日の朝、ブンブンにメール打ってるの。
“他のとこで聞いても全摘なるんかなぁ”って。
セカンドオピニオンとろうとしてるの。
結局そんなことにはいたらず、なんだけど。
ioの場合はすでに3人子供がいた事がなによりも全摘した理由になる。
変に子宮の存在にこだわるよりも、私には子供達を育てあげる義務があるのだから疑惑のあるところはスパッと取っちゃわないと!
これが、子供いなかったらどうしただろう。
実は後で亀梨先生に聞いた事があるの。そしたら
「う~ん難しいですねぇ・・・とりあえず子供一人産めたら・・・全摘ですかねぇ・・」
みたいなことをいわれたと思う。
でももしこれから手術を控えておられる方がみえて主治医からの説明に少しでも不安や疑問があったなら、自分の納得のいくまで医師と十分に話し合う事がとても大切です。それでその医師の方針や態度に不安や不満があれば、セカンドオピニオンは受けるべきだと思います。
そうはいってもなかなか今の主治医に気兼ねしたりしてしまいます(私もそうでした)が、自分の一生を左右する問題といっても大げさではない事だと思いますからおすすめします。