こんにちは
バナナが半分しか食べられない
れんしゅう大好き!です。
サチコって呼んでくれてもよくってよ。
レースレポ、続きます。
これまでのレース、前日譚↓
神社に泊まったよ⛩️の話
レース当日
布団がしっとりしているのとレースへの興奮で、1時間毎に目が覚めていた私。
朝5時になって外の様子を見ます。
雨・・・・(しかも結構な雨)
もう、腹を括るしかありません。
ウェアをどうするかで、脱いだり着たりを繰り返す私と友達。
どんな格好であろうとも泥にまみれるのは確定なんだけれども
少しでもマシなようにいじましい努力は惜しまないのであります。
朝食は朝6時20分。気持ちが昂ってなかなか喉を通らない!でも完食はする。
カフェインを取らないようにお茶は飲まないようにしました。
細かい工夫はここでも怠らないぜ。
受付に行く
神社と受付場所はめちゃくちゃ近いので、宿泊選手の多くは受付を済ましてからまた神社に戻り、荷物を整理したりしていました。
受付をする犬の選手たちがめっちゃ可愛かった!
何となく誇らしい感じで歩いているようにも見えました。
ここまで来ると気持ちのボルテージ高まりまくってて
不安も緊張も全然なくなり、「イッヒ〜〜〜〜〜!!」って気分になってた。
受付するまで、便通が思うように行かずモヤモヤしていたけれども、「イッヒ〜〜〜〜〜〜!」となってからスルスルと綺麗に通りましたので、心と体は繋がってると実感しました。そういうことってあるのね。
雨の中のスタート
ついにスタート時間をむかえます。号砲は8時。神社の鳥居がスタートゲートがわり。
トレランレースの恒例、カウントダウンをみんなで叫びます。
「3! 2! 1!」
ブオ〜〜〜という法螺貝の音に背中を押されながら走ります。
スタートゲートから登り基調の公道を数百メートル進み、誘導員に導かれて入山。
3km続く急登、一気に標高をあげます。
序盤で体力・気力もあるので我慢さえしてれば終わるフェーズです。
かなり「無」になって登り進めたせいで、観光資源である三枚岩を見そびれました
三枚岩からはショートカテゴリーとは異なるコースどりとなります。
ミドルコースはさらに南下して方塞山を越え、横根山に向かっていきます。
マツケンサンバⅡのわたし
雨も樹々に遮られている箇所ではさほどストレスを感じることはありませんでした。
高原らしい空気感がとても気持ちよく、気分も上々です。
この辺りは快調に走れていました。
アドレナリンが出まくっているせいか、
頭の中に「マツケンサンバⅡ」が流れていました。
うろ覚えの歌詞と共に鼻歌混じりで走りすすめます。
おどれボーンゴ
ふふふさーんば
ふふふ南のカルナバール
牧場横も抜けていきます。
霧でほとんど何も見えないけれど
ホルスタイン牛さんを1頭だけ見ることができました。
やった〜!ラッキー!
だれもかれーも
ふふふふーふ
なんちゃらかんちゃら
踊り出す〜〜〜
突然くるピンチ
8km越えたあたり、五段の滝に向かう途中にあるトラバース。
湿地帯に向けて岩場が増えてきます。
同時にぬかるみが多くなってきて滑りやすい状況になっていました。
気をつけねば・・・・
気をつけていたはずなのに・・・・
私は進み方を完全にミスり、気がつくと手も足も出ない状況になっていました。
つかめるものは泥。足場、泥。
打つ手なし。動けば動くほど滑って下に落ちていくという状況です。
やばいやばいやばい!!!!
どうしようどうしよう!!!
身動きできずにいると
後続の男性選手2名が「大丈夫ですか?」と声がけをしてくれました。
大丈夫ですか?って聞かるってことは、
私、大丈夫じゃないんだ・・・
「大丈夫じゃないです!!!」
と答えたら、すぐに二人がかりで引き上げてくれました。
「ファイト〜〜〜!!!!」
「いっぱ〜〜〜〜〜つ!!!」
タウリン1000mg!!
大袈裟ですね
まーでもそういう的な状況です。
助けてくれた選手には感謝しかないです。
息が上がって心臓バクバク。
動揺した気分を抱えながら前へ進みます。
後ろから悲鳴が聞こえてきました。
みんな、あそこで危険な思いをしてるんだな・・・
これでまだたったの8km?
思ったよりこのレース、歯応えありまくり。
つづく