今夜は主人がいただいた森伊蔵を飲んだ。

仕事柄よくいろんなものをいただく。
以前も金粉入りの日本酒をいただいた。

酒好きとしてはホントありがたい(笑)


それはさておき、
明日は母の一周忌法要だ。

以前も書いたが、
私の人生は母からとても大きな影響を受けている。

今回も母とのエピソードを書こう。



私は中学生の時、1度だけひどいイジメに合った。

学校へ行くのはとても辛かったが、
母は休むことを許さなかった。

なんでも良いから行けと言われた。

その変わり、、、というのか、
家に帰るといつも母は玄関で待っていて


「さとちゃん、今日はどうだった??」


と、毎日毎日話を聞いてくれた。

夕飯の支度はどうしてたのかな??
とにかく、私の気が済むまで
話をし続けたし、
聞いてくれた。


頑張って学校へ通い、
嫌なことがあっても


家に帰って報告する。


その内、自分は強くなって、
いつの間にか過ぎていた。


当時を振り返り、
イジメに合ったことはよく覚えているけど

その時のことを恨むだとか
そういうマイナスな気持ちはない。

それはきっと
その時うまく消化したからだろうな。

全て母のおかげだ。



あれから20年も過ぎたころ、
数年前のことだ、

姉とランチをしていて、

なんとなく当時の話になった。


中学生の時、姉は大学生だ。

当時の姉は、母にこう言った。


「お母さん、毎日毎日さと子の話を
聞き続けてるけど、甘やかしすぎだよ。
イジメられてるのは可哀想だけど、
その原因はさと子にもある訳だし、
それは言わないとダメだよ」


と。


その時母は、


「そんなことは100も承知だ、
さと子はね、今1人で戦っているの、
そんな時にそんな真実を言ったら
あの子は本当の1人ぼっちになってしまう、
私だけはなにがあってもさと子の味方でいるの」



お母さん、、、


もちろんその話を聞いた時は
泣けて泣けて仕方なかったが、


今でも思い出すとやっぱり泣けてしまう。


大学生だった姉は、
毎日毎日自分の話を聞いてもらってる私のことが
羨ましかったのかもしれないと言っていた。


そんな大切な話と
正直な気持ちを教えてくれた姉にも感謝だ。



母が生きていたら78歳、

私も40になり、
家庭を持った。


例えば、

同じ大人の女性として
色んな話をしてみたかった思いは
正直なところ、
ある。


それはいずれ天国で叶うことだね、

あはははー。


明日は精一杯やらせていただきます。


お母さん、


ありがとう。