東京国際映画祭2日目(あくまで個人的に・・・世の中的には22日からスタート)

監督、キャストにより、前から気になっていた『残穢』を観ました

作品は至って知的な雰囲気で、映像だけの力技、のようなシーンは殆どないため、ホラーに興味がない人も十二分に惹きつける良い作品でした。
竹内結子さんのクールなナレーションと、橋本愛さんの地に足がついた表現と清潔で凛々しいオーラにとても好感が持てるのです。
竹内さんは、日頃から個人的に、リアルな日常を表現する力が素晴らしい役者さんだと思っていますが、こちらの作品でもその様子は健在。
佐々木蔵之介さんのユーモラスな雰囲気が重苦しい作品に、一筋の光を与えます。
過去には、邦画に興味がなかった時代が長かった私ですが、最近はやや邦画びいきの傾向すらありますか、それを差し引いても、オススメのエンタメ作品でした



残穢
