実はこう見えて、和文化が大好きです。
幼い頃の家族との思い出は、和文化の宝庫なんですよね、思えば。
和裁の先生をしていた祖母から生まれた母は、茶道や日本舞踊を小さい頃から習っていたそうです。
そんな母と一緒におせち料理のお重の中身を一つ一つ手作りしていくのは、子供の頃の母との幸せな時間でした。  

しかし最近、両親はホテルのおせちを色々食べるのがここしばらくのブームのようで
実家の手
作りおせちはあんまりお目にかかれず寂しい限り。

そんな事に想いを馳せていたところ、素敵なイベントにお誘いを受けたので、参加しました!

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「遠州流茶道×鈴廣かまぼこ 日本のお正月講座 ~おせち料理編~」
です。

今回は小田原の名店、鈴廣さん主宰のイベントだったので、おせちといえば真っ先に思い浮かぶアイテム、『かまぼこ』
に関するレクチャーもご教授戴きました。
かまぼこが一番美味しくなる熱さは1.2センチとのこと!
あとは包丁の背を使うと、板からはがし易いこととか、かまぼこの原材料や製造工程のお話などなど。今迄以上にかまぼこに愛着が湧くようになりました。
【鈴廣かまぼこHP】
http://www.kamaboko.com/itawasa/  

イベント名に出て来る「遠州流茶道」について、気になったので
「遠州流茶道」のWEBサイトWEBサイトをチェックすると
遠州流茶道の真髄は、「綺麗さび」と称され、「わび・さび」の精神に、美しさ、明るさ、豊かさを加え、誰からも美しいと云われる客観性の美、調和の美を創り上げたことにあります。」とあります。

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今現在、遠州流茶道を継がれている方々から、今回はこちらのお二人に、お正月にまつわる為になるレクチャーをして戴きました。

そしてお話を伺うだけでなく、このようなおせち料理の美しい盛り付け方を
実践形式で学ぶことが出来ました。
私が教えて戴いた通りに盛りつけたのがこちら。

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そして、おせち料理の食べる順番ですが、まずは奥にある小鉢(なます)から戴きます。そして空になった小鉢で受けるようにして、他のものを戴くのがエレガントとのことです。知らずのうちにいつもそのようにしていた気がしますが、改めて説明を聞くと納得です。

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さすが、懐石「小室」さんのおなますは、感動的なほど美味しい恋の矢恋の矢

自分たちで盛りつけたお節を戴いた後、お抹茶の作法について、教えて戴きました。

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お抹茶と一緒に戴いたのは、小田原の「右京」さんの紅白饅頭アップアップ

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とってもやさしい味で、しかも蒸したての熱々を戴けたので、本当に贅沢でしたラブラブラブラブ

今回は、かまぼこを通じて、古き良き日本文化を学ぶことが出来きる良い体験が出来て、ありがたいですドキドキ

また今回戴いたかまぼこは、本当に良い材料だけを厳選し、特別に手間をかけた、超一流品だったのですが、あまりの美味しさに思わず、会場のみんなの顔が微笑みに包まれましたのを、私は見逃しませんアップ

そうなんです。かまぼこはとても贅沢なお品なのです。

そういえば、子供の頃、父が小田原観光協会さんか何かのPRを担当していたので
子供の頃、贅沢にもこのようなかまぼこを戴く機会があったと記憶していますが、ここしばらくは戴く機会があまりなく、改めて高級かまぼこの美味しさを噛み締めました。

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帰りには、かまぼこの保存に役立つ、かまぼこケース入りのかまぼこを戴き、お家でのこのイベント余韻に浸ることができました。

【鈴廣かまぼこHP】
http://www.kamaboko.com/itawasa/ 


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