あけましておめでとうございます。

 

昨年末は色々と忙しく年内に記事をまとめる事が出来ませんでしたので、
今年度は年を越しての記事の更新と相成りました。

 

 

では、今年も昨年度に購入し個人的に面白かった1巻をご紹介して行きたいと思います。

 

 

・紹介する順番は単に発売された日付順です。
・単巻作品や短篇集も含みます。
・【4】は4コマ漫画です。

 

 

 

 

 

・ふだつきのキョーコちゃん

 

 

 

 

 

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頭のリボンが取れると人を襲うキョンシーと化してしまう妹と、
それが心配で妹に近づく男を威圧する兄のシスコン(ブラコン?)コメディーです。
リボンが取れてしまうのが心配で構いすぎる兄を疎ましく思う妹ですが、
リボンが取れると一転して素直なお兄ちゃん大好きっ子になってしまうのがカワイイです。
ツンデレの切り替えをこういう仕掛けで極端にしたのがとても効いてますよ。
また、絵柄もシンプルでいて女の子が凄く可愛らしいのも好みですわ。

 

 

 

 

 

・みにくいカエルの娘

 

 

 

 

 

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とある国の王により迫害を受けた魔法使いが放った呪いにより、
姿を様々な生き物に変えられた主人公たちが自らの真の姿を取り戻す旅を描いたファンタジーです。
何と言っても主人公の一人、カエルに姿を変えられてしまった「エルカ」がいいですね。
彼女(女の子なんです)の楽天的な性格が、
ともすれば暗くなりそうな話を明るくお気楽にしてくれてます。
しかし、様々な動物?が協力しあって困難を解決しながら旅をするって、
なんだかブレーメンの音楽隊を思い起こさせられますな。
そんなお伽話のような漫画です。

 

 

 

 

 

・ねこのこはな

 

 

 

 

 

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猫の擬人化漫画です。
こはなちゃんカワイイ。
それ以外に何が必要だというのか。
しかし他の動物は擬人化されていない模様。

 

 

 

 

 

・セケンノハテマデ

 

 

 

 

 

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売り出し中のロックバンドのメンバーたちの平日。
音楽や業界の描写は申し訳程度にしか出てきません。
サライネス先生のいつもの作風を継承しており、
普通の日常の出来事が緩く漫画化されてて、何だか肩の力が抜けるので好きです。

 

 

 

 

・アルスラーン戦記

 

 

 

 

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「銀英伝」の田中芳樹と「鋼の錬金術師」の荒川弘の最強コンビが放つファンタジー戦記物。
漫画版は荒川ギャグも加わって更に魅力的なものになってますね。
簡単にあらすじを簡単に説明すると、
亡国の王子が仲間を集めて故国の奪還を目指す・・・でいいのかな?
原作はまだ未完みたいだし。
現在、荒川先生の都合により連載ペースが遅くなってるのが残念です。

 

 

 

 

 

・魔法使いの嫁

 

 

 

 

 

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時代的には現代が舞台のファンタジーものです。
端的にあらすじを説明すると、身寄りのない少女が魔法使いに金で
弟子(嫁)として買われてしまうお話です。
これだけを聞くとなんだか救いのない話のように思われるかもしれませんが、
少女に対する魔法使いの接し方は「あしながおじさん」か「光源氏」のそれのように見えます。
また、この魔法使いも得体はしれませんが、恐ろしげな風貌に反して意外とお茶目な一面があったりするんで、
暗い設定の割には楽しく読んでいけそうな気がする漫画です。
しかし、「ふたりの恋愛書架」の作者さんの続編として期待してたんですが、
想像以上に話題になってビックリですわ。

 

 

 

 

 

・Spotted Flower

 

 

 

 

 

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げんしけん」でお馴染み木尾士目先生の作品です。
読み進めればわかりますが、げんしけんのアナザーストーリー的な作品になっております。
タイトルもそのものズバリ、「斑(まだら)な花」つまり「マダX咲」つー事ですね。

 

 

 

 

 

・夕空のクライフイズム

 

 

 

 

 

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おおきく振りかぶって」などに代表される、うんちく系スポーツ漫画です。
うだつの上がらないサッカー部に現れた新監督とその娘が、
海外サッカーオタクっぷりを発揮しつつ、それぞれの部員たちの個性を伸ばし、
サッカー本来のの楽しさを思い出させる・・・って感じです。
海外サッカーの知識は無くとも、濃い顔をしたサッカー選手たちの似顔絵や、
コミカルな小ネタを挟んでくるのでサッカー素人の自分でも楽しい漫画ですよ。
ま、本当に見るべきはヒロイン「雨ちゃん」のたくましい太ももなどなんですけどね?

 

 

 

 

 

・娘の家出

 

 

 

 

 

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思春期の少女たちの恋模様を描いた連作短編集です。
かわいい女の子たちが複雑な恋心を(主に)モノローグで吐露して行くんんだけど、
それがそのー、なんて言うのかなー? 「志村貴子先生らしい」
っつーのが一番それらしいんだけど、伝わんないか?

 

 

 

 

 

・小林さんちのメイドラゴン

 

 

 

 

 

 

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祝「旦那が何を言っているかわからない件」アニメ2期決定!
でお馴染み、いまや日本一連載を抱える漫画家「クール教信者」先生の作品です。
一人暮らしの「小林さん」家に、
ドラゴンの化身である「トール」がメイドとして押しかけて来るコメディです。
相変わらずクール教信者先生の描く女の子は可愛くて良いですね。
作品的には「小森さんは断れない」や「おじょじょじょ」などと同じく、
基本的にはコメディなんだけど、どこか影のあるキャラ(この場合はトール)を使って
話を展開して行くのは同じですね。
作中でのドラゴンたちもタジタジの小林さんと滝谷さんのメイド談義に混ざりたいです。

 

 

 

 

 

・アナーキー・イン・ザ・JK

 

 

 

 

 

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タイトルに「JK」とあるように、メインは5人?の女子高生たちの
猥談をネタにした4コマやショートショートを織り交ぜた下ネタコメディです。
基本的に下ネタがメインではありますが、会話がメインなのであまり下品になり過ぎてはいません。
(音読するとかなりヒドイことを言ってる気もするが)
そんな中でも内気なサキュバスを描いた「小悪魔淫魔サキュバスちゃん」がカワイクて大好きですね。
現在、「となりのヤングジャンプ」で公開されております。

 

 

 

 

・黒─kuro─

 

 

 

 

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化け物の住む森に囲まれた家に暮らす女の子とその飼い猫?のダークファンタジーです。
飼っていた猫がいつの間にか得体のしれない何かにすり替わり、
化け物たちの脅威から飼い主を陰ながら守っているのがキモかわいいです。
こちらも「となりのヤングジャンプ」で公開されております。

 

 

 

 

・からかい上手の高木さん

 

 

 

 

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最初にご紹介した「ふだつきのキョーコちゃん」の作者さんの漫画です。
こちらは主人公の中学生男子がクラスメイトの女の子にからかい続けられるという、
リア充爆発しろ漫画です。
一般的に見て女子が男子を構うのって、それはその子に興味があるからに他ならないでしょう?
しかも読者からは女の子が男の子を好きなのが丸分かりなんで、
噛み締めた唇から血を流しながら楽しく読んでいます・・・。

 

 

 

 

 

・ギガントマキア

 

 

 

 

 

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寄り道してないで仕事しろ!
失礼、取り乱しました。
(おそらく)人類が地球環境悪化のために亜人種にまで進化した世界でのSFファンタジーです。
筋骨隆々の純朴そうな青年と金髪碧眼の可憐な少女(二人共見た目は普通の人間)が二人きりで
荒廃した世界を旅しつつ、その土地で出会った民族の為に圧制者たちと戦う筋書きです。
水戸黄門のような勧善懲悪の分かりやすいお話なんで、気楽に楽しめる漫画でした。
また、主人公の男が戦う時には既存のプロレス技を使うので、
プロレスファンとしてはニヤニヤさせられましたよ。
さらに少女の黄金プレイも楽しめるとあれば、もやは読まない手はないでしょう。
良い子は検索禁止!

 

 

 

 

 

・徒然チルドレン

 

 

 

 

 

 

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ツンデレお嬢様とドS執事を描いたコメディ4コマ「恋するみちるお嬢様」の作者さんの作品ですね。
前作も楽しかったんですが、今作は更に自分好みのジャンルです。
なんつーか、これもリア充爆発しろ漫画ですわ。
複数の高校生の男女の告白シーンをメインに描いた連作4コマです。
話の構成が凝っていて、一つの話で出てきたキャラが他の話のキャラと絡んでて、
話に広がりを持たせてくれつつ、楽しい化学変化を見せてくれてますよ。
前出の「からかい上手の高木さん」とネタ的にかぶっているような気もしますが、
こちらの方がコメディに特化してる感じがしてて、より笑える漫画だと思います。
だがしかし、やはり唇の傷は癒える暇がありません・・・。

 

 

 

 

 

・フラジャイル ~病理医 岸京一郎の所見~

 

 

 

 

 

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あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「病理医」という、まー端的に言うと
病院の表に出てこない裏方のお医者さん逹を主人公にして、
患者と対面し治療の判断をする表の「臨床医」たちとの軋轢や葛藤を描いた医療ドラマです。
なんといっても、主人公である「岸 京一郎」の強烈なキャラにつきますね。
クールの仮面をかぶった激情家の天邪鬼・・・とでも言えばいいんですかね?
臨床医たちとの丁々発止は、正論とデータで裏打ちされた自信からくる不遜さに高揚感を覚えますよ。
ただ、医療ドラマというジャンルだけに特殊な用語がたくさん出てくるのと、
それに注釈があまりついてないので理解がするのに少し苦労しました。
台詞の量もそれに合わせて長台詞が多いので我慢強さも必要かも。
けど、ラストシーンに笑いを織り込んできたり、幕あいの4コマが楽しかったりするので、
緊迫感の続くドラマの息苦しさをいい具合に開放してくれたので読み続けられました。

 

 

 

 

 

・マイボーイ

 

 

 

 

 

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破産寸前のボクシングジムに所属する気弱なハードパンチャーである主人公と、
確かなボクシング知識と豊満なボディ持ったジムの娘である女子中学生トレーナーが組んで
世界チャンプを目指すボクシング漫画です。
自分が大好きな「神戸在住」などを描いた木村紺先生の新作ですが、
今回はボクシングを題材にしたうんちく系スポーツ漫画になってますね。
木村先生の独特なコメディ感覚は好き嫌いが別れるところかもしれませんが、
丁寧なボクシングに関しての解説と試合の描写は解りやすくて良いです。
が、まだほんの序盤なのでどうなるのか正直分かりませんわ。
前作「からん」の打ち切りショックが癒えるよう、
ファンとしては末永く見守っていきたいですね。

 

 

 

 

 

・【4】ゴーゴーダイナマイツ

 

 

 

 

 

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父とヒゲゴリラと私」の作者さんの新作です。
相変わらず、4コマ漫画では珍しくキャラクターのプロポーションがリアルで良いですね。
今回のテーマでは特にそれを意識させられますよ。(オヤジ目線)
で、どんな漫画かというと、
母校に赴任してきた新任教師が廃部になったチアリーディング部を復活させようとする
4コマコメディです。
「父とヒゲゴリラと私」がそうだったように、
本作もコメディの合間にキャラクターたちが悩みを克服して前進して行く様が展開されるので、
所々でしんみりした雰囲気を漂わせます。
コメディとしては少々大人しくて物足りないかもしれませんが、こういうのも自分は好きですね。

 

 

 

 

 

・おしえて! ギャル子ちゃん

 

 

 

 

 

 

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ギャルとオタクとお嬢様の3人組の女子高生たちの日常をショートコメディで綴ってます。
やはりこの漫画のツボはギャル子ちゃんのキャラクターっすね。
ギャルなのに根は真面目で純情で巨乳ってサイコーじゃないっすか。
ギャル子ちゃんが下ネタで真っ赤に赤面してる顔がカワイクてたまらんっす。
こちらのサイトで連載されています。Comic walker