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今巻は、ウルファネア編とアカデミー騎士団編の総括と後日談をまとめた、
次のエピソードに繋がる幕間のお話と言った感じですね。
これまでのエピソードがやや緊張感のあるお話だっただけに、
こういう、ややのんびりとした雰囲気のお話は、
緩急のメリハリが利いてて凄く癒されますよw

前巻の、ディアとレイ・サークの気になる会話の続きからでしたが、
なんだか、まだまだディアやレイ・サークに関して色々隠している事がありそうで、
これから彼らがDXにどういう関わり方をして来るのか非常に気になる会話でしたな~。
あと、この漫画での「天啓」と言う物の見方が少し変わりましたね。
何と言うか、これまでの天啓と言う物のイメージは、
「ちょっとした特技」みたいな物だったんですが、
「使い方次第では怖い事も出来る超能力」みたいな物の様に受け取れましたよ。
ま、天啓にも人それぞれ色々あるんでしょうけどね?

スピンドル騒動のエピローグとして、
アカデミー騎士団のメンバーに勲章が与えられてましたが、
フィルに与えられたオーダー・オブ・スキレットの授与式は中々良かったですねぇ。
ああいう日の当たらなかったキャラをキチンとフォローしてくれるのはとても好感が持てますw
フィルは戸惑っていましたが、男冥利に尽きるってもんでしょうw
また、外周(フリンジ)出身のフィルに対するお嬢様方の見る目の変化が、
外周そのものに対する認識の変化にも見て取れて、
ここでも小さな変革が起こっていると思わされますねw

で、エカリープに戻ったDXたちの井戸蛇騒動は、
スピンドルの時と同じモンスター騒動とは言え、
ちょっとした村の祭のような楽しさでしたなw
井戸蛇騒動を鎮圧した後に、
イオンに騎士に対しての認識を問われたDXの返答への六甲のコメントには
ニヤリとさせられる物がありますw
DXは全く意識していないようですが、読者としては意識しまくりで、
DXの今後の成長を大いに期待せずには居られませんw

そして、最期の最期にまたなんだかややこしい人が出て来ましたなw
男なんだか女なんだか?w
「あの人たち」ってのは見た目や性格も含めて、
皆こういうつかみどころの無い人ばかりなんですかね?w
しかし、前巻に引き続き、気になる台詞を残して次巻に続きますなぁ・・・。
ある意味、この物語の原点とも言える出来事の、
一体何を知っているのか非常に気になりますね~。
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