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ガオー。・゚・(ノД`)・゚・。犬ロボはどこで売ってるんじゃー!
アイボを今すぐラッキー仕様にして売ってくれ、SONYさんw

村上かつらさんの久しぶりの単行本です。
スピリッツで連載していた「CUE」以来、パッタリと見かけなくなったと思ったら、
ビッグコミックオリジナルの増刊号なんてマイナーな所で見かけたので、
作家活動を継続してた事に安心したのと同時に、少し寂しさも覚えましたよ。

あらすじ(裏表紙より転載)
日置裕太、小学5年生。
パパとふたりで団地に住んでます。
ある日、押入れから長いこと放置された犬ロボを発見。
それはママの思い出が沢山つまった不思議なロボットだった。
名前はラッキー。
僕とラッキーの不思議な生活が始まる―――。

イメージ 2いやー、ホント涙が出たのはどんだけ振りだろ?
なんつっても、犬ロボ「ラッキー」が可愛らしいんです。
犬のぬいぐるみそのものの体に、悪く言えばザクみたいな顔だけど、実に表情豊かで目が訴えてくるんです。
って、事実、目がディスプレイになってて、
そこに5文字だけ文字が表示されて意思疎通をするんですけどね?w
その小さな体で、お母さんを亡くした裕太を気遣う姿がいじらしいんですよ。

また、犬ロボの「主人を模倣する」と言う機能が、
思いがけず亡くなったお母さんと裕太の絆を確認させられるところが泣かせます。
そして、お母さんがラッキーに託した思いが裕太に伝わるところはもうたまりません・・・。
時間と言う流れの中で、変わって行くものを受け入れることの難しさと、
変わっても続いていくものの大切さを綺麗にまとめてありますよ。

村上さんも、またスピリッツで読み切りを描くとか言う話もあるようなので、
また第一線でバリバリやってもらいたいですな。
オススメ!
そして、もっと売れろ!

しかし、この装丁はちょっと地味すぎるわーw
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php