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何年ぶりの単行本だろ?
芳文社からメディアワークスへと移籍してからの初単行本です。
しかし、一連の特装版騒動は頂けませんでしたな。
ファンは皆、単行本に飢えていたから、
更にヒートアップしてしまったと言う背景もあるんでしょうが。

表記は1巻となっていますけど、実質3巻として見るべきでしょうね。
こういう場合って、ご新規さん向けにキャラ紹介みたいな話を冒頭に挿入したりするもんですが、
特にそういった配慮も無くふつーに始まってますな。

一応ご新規さんのためにご説明いたしますと、
母子家庭の七瀬家の住人「七瀬幸江」「七瀬八重」親子、
同居人で八重の同級生「青野真紀子」「由崎多汰美」、
その友人の「遼景子」が織り成す、
4コマ漫画らしからぬ画面密度とパンチのきいたネタが売りのホームコメディです。

相変わらず、車とか家電と言った小物が無駄に細かく描写されてますw
4コマ漫画じゃあんまり重要視されない所なのにw
だが、そこが好きだったりするんですがねw
しかし、そう言う完璧主義がこの筆の遅さを招いているとしたら痛し痒しですなw

ネタに関しても相変わらず、ヒネリが効き過ぎて「?」となる所もあったりしますなw
4コマ一つ一つにつけるタイトルの難解さは4コマ漫画随一ではないでしょうかw

で、別冊の未収録本ですが、本編よりも分厚い豪華な仕様となってますよw
トリコロの未収録作品てこんなにあったのね・・・。
だけど何が気に食わなかったんだろね?
俺は普通に面白かったんだけど?

トリコロ以外の初期作品なども収録されてるんですが、
何と言うか、俺はトリコロで初めて海藍さんを知ったんだけど、
この人もやっぱり売れるまでに色々苦労したんだな、と思わされましたw
けっこう絵柄とかが変化していて興味深いですね。
コレじゃ確かに単行本化に到らなかったのも納得、と言った物もあったりね?w
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