私がリールを使った釣り始めたのは

小学生で鯉のぶっ込み釣りが最初である

当時の子供のお小遣いでは、リールは大変高価であり

駄菓子屋の隅っこに置いてあった

オリムピック製のスピニングリールが最初のリールとの出会いであ

当時の価格で1,800円位した覚えがある

リーリングするとカチカチ音がするタイプで

当時はそれがいかにも機械って感じでとても気に入っていた

それが今は、100円ショップでルアーは勿論

リールやロッドが売られてる時代である

流石にリールやロッドの価格は、100円という訳にはいかないが

それでも700円でリールが、1,000円でロッドが売られる時代になった

興味本位でクルクルと回してみたら、700円とは思えない巻きの質感と

なかなかの剛性感があることが判明した。正直嘘だろーと思った

3500円のポケモンリールよりさらにお手軽なリールの登場

職業柄早速リールを購入して、どこまでやれるのか興味が惹かれた

実際には想像していた以上に難工事で

22ステラのフルチューンの3倍時間がかかった

それはまるで、精度の高い国産の田宮のプラモデルを組むより

ドイツのレベル社の精度の悪いプラモデルを組むほうが

時間と労力がかかるようなものである

早速画像を見ながら解析していきたい

 

 

1 まずは簡単メンテ検証、メインシャフトとハンドル軸両サイドにIOSオイルを塗布

  これだけで、巻きの軽さと質感が向上した

 

 

2  カバーをあけて分解すると、ストッパー機構は簡易式

   ピニオンは1BBベアリング仕様

   駆動方式は、大森リールからダイワは勿論

   時には天下のシマノまで採用している古典的なS字カム方式

 

 

 

2.2 こちらはシマノのNAViのS字カム、それにしても四角いギアって・・(笑)

 

 

3 ボディは思いの他剛性があり、700円とは思えない精度が出てた

 一体原価は ???恐るべしダイソーマジックである

 

 

2 ハンドル軸両サイドのカラーをベアリングへ交換

 

 

3 IOSラインローラーを1 BB仕様とし、ワンオフで組み付け

 ドラグはシングルワッシャとし、初動の作動重視とした

 テストでは3LBでもしっかりドラグが出る

 

 

4 ギアは慎重にラッピング処理実施

  3000クラスの大口径ギアの為、意外にも巻きパワーがあった

 

 

5 シムで適正にギアのクリアランスをとり

  軽巻き仕様へと変貌

 

 

6 ハンドル軸が6角軸なので、IOS-SDコネクトを経由して

     ダイワのSLPハンドルが装着可能。質感も向上する

 

 

7  検証テストはガイドも嫌がる爆風雨コンデション

  このサイズのシーバスなら余裕の巻きパワー(笑)

  ライントラブルも皆無、ドラグもしっかり(笑)

  今回は3000なので、兄弟分の1000や2000の

  シリーズも検証していきたい