22ステラの密巻きによる懸念を検証した

これは多方面の方々が懸念しており

私も危惧している22ステラの懸念事項である

結果的に言うと、出る時があった。しかし

限定的であり、ほとんど出ないか

出ても甚大なトラブルに繋がらず、2日間快適に使えた

ラインの食い込みの経緯は、風が強い時、トップウォータープラグなどを遠投し

アクション→ラインスラック巻き取り→アクションの繰り返しになると

当然スプールにはライン・テンションが強くかからないラインが巻かれる

自重の重いルアーだとそれなりに飛距離が出るから

ラインのフカフカ量がさらに多めに出る

その後、大きめの40cmクラスの魚をヒットさせてランディング

次のキャストでは、スプールに違和感のある振動が断続的に走った

フカフカのラインの隙間からラインが放出する時の振動である

おそらく、かなり特定の条件であると思うが

横風が強く、すばやくラインを巻き取った後のキャストなども

発生しやすいかもしれないと思った。今後も経過観察していきたい

 

 

 

肝心のリトリーブ比較をする前に

今回の低番手2機種のリトリーブ・スペックを比較してみると

22ステラC2000Sはギア比5.1、ハンドル長さ40mm、巻き取り長69cm

これは18ステラC2000Sと同様でもある。

22イグジストLT2000S-Pはギア比4.9、ハンドル長さ40mm、巻き取り長64cm

ややステラのほうが、ハイギアであり、巻き取りスピードは早いものの

巻き取りパワー的には不利な条件ではあることを加味した上でのリトリーブ比較

リトリーブ比較は、22ステラは22イグと比較してリーリングの出だしが少し重い感

これは、22イグよりハイギア傾向でローターの自重が重いことも原因かと思われる

しかし、一度巻き出してしまえば、スプーニングの定番である等速リトリーブはやりやすいし

69cmという巻き取り長はルアー回収の手返しがすこぶるよかっ

しかし、エキスパートがやるような、リトリーブスピードの変化を意図的に付けて

レンジを探ったり、その変化の間合いにアタリを出すような、小細工はやりずらい感じ

22イグはローターの軽さがモロに巻きに出る感じで、リトリーブをマニュアルで操るイメージ

個人的には、TD系のカリカリにフルチューンしたリールを使っている感覚を覚えたくらいである

スピード強弱による、レンジの変化により、ハンドル一巻き毎に巻き抵抗が明確に変わってくるのは

IOSラインローラーの装着と明らかにローターが軽いことによる恩恵が大きいと感じた

続く