〜脱マイクロモジュール化の兆し ?〜
「無限の進化」と今回もシマノは大きく出ちゃいました(笑)
18ステラの時の「永遠に変わらない滑らかな巻き心地」
シマノというメーカーは。無限とか永遠というキーワードを
とても軽々しく使ってくるなあーという印象(笑)
改良を加えてはいるが価格はほぼ据え置きが有難い
分解して判明したことが、
マイクロモジュールギアから極太の従来のギアへ戻した事
これは大歓迎、
反面ギアを18ステラから2個追加したことによる
メカニカルノイズが出やすいリスクがある不思議な感覚のリールで
そして今回の最大の目玉はスーパースローオシレート機構
歴代史上最大の密巻きとなっている点である
密巻きのメリットは色々あるが、最大のメリットは飛距離向上
個人的にも00や01は溺愛していて、その飛距離には驚愕した
もう一つのメリットは、巻きが軽いということ
理由は、スプールを頻繁にシコシコと上下動することは
ハイサイクルであり、
メカニカルロスが生じやすい。反面スローオシレートは
ローギア効果でメカニカルロスが低くなる
それにも増して、
自重は22イグジストの同クラスと比較しておよそ15g増であっ
もともとがバランスの良いリールなので、持ち重り感も少なく
一度巻き出してしまえば、軽ゥ〜と感じる人も多いかもしれない
ただし、気掛かりなのはスローオシレートの危惧である
ステラ爆弾とも言われる、驚愕のライントラブルを
密巻きリールで痛い目にあってきたユーザーには
再びそのリスクの心配がある、
例えば、極細のPEライン使用時、
スラックを取る釣りを主体とする、
キャスト時にラインがまとまってどっさりと出てしまったり
フワフワのラインの中にPEラインが食い込むリスクを私は危惧し
反面通常のナイロンやフロロ、
飛距離の恩恵が体感できると思う。いずれにしろ、
ライン代の節約にもIOSラインローラー装着が必須なのは言うま
その他の「無限の進化」と呼べるものは、内部の検証をしても
18ステラからの比較でさほど感じられなかった。結局の所
今回のメーカーの執念は、ほぼスーパースローオシレート機構に
注がれたと思うくらいである(笑)
次回はフルチューン&カスタムへと続きます