夏場に良く相談を受けるケースで

シマノ系によくある、早巻きすると

カチカチと音を立てながら、まわる症状

新品では無かったので??となるが

その原因で意外と多いのが、純正の鉱物系

グリスが夏場にオイルと分離してしまい

冬場にカチカチに硬化したグリスが粘性を失い

夏場に潤滑不足でギア類がカチカチと音が出るのが主な原因

昔のオイルインジェクションがあるリールは

そう言った硬化してしまったグリスを溶解する為に

オイルを少し入れてグリスを柔らかくしてあげるのが本来のメーカーの狙いで

スプレーオイルをシュー!と適当に根拠なく入れるメンテナンス用の穴ではない

グリスアップが容易に出来るとても便利な穴である、しかし

今となっては、オイルインジェクションもないリールがほとんど

そんな状況であるが、現行の樹脂ハイブリッドボディなら出来なくはないのである

ボディカバーを緩めて、見えるドライブギアへ直接アクセスし

IOSギアグリスを注射器にて塗布する。この大胆かつ効果絶大な方法が出来るのは

リールの構造を熟知して整備出来る人限定!

そして粘りのある樹脂ボディならではの特徴であり、ダイワリールでも応用は可能

よくも悪くも樹脂ボディならではの特徴であるが

剛性高い金属ボディのステラには通用しないので念のため