〜肝心の防水構造は?〜
さてインフィニティ・ドライブ構造で
19,20ステラSWの巻きは軽くなったのはわかる。
さて肝心の防水構造はどうか?
シマノの防水構造は過去にコアプロテクトという
ゴムにて回転部をシールドする
接触型シールド構造があったが
どうしても回転摩擦が生じてしまう
巻きがどうしても重くなってしまうのである
その欠点を補うことで開発された
非接触型のXプロテクトという
撥水皮膜による、防水構造があった
この構造は私は高く評価したい
何しろ回転摩擦が生じなくて防水性をキープ出来る
しかし、今回困惑するのが19,20ステラ のSWのXプロテクトの構造である
今回のシールド方法は、工業用でよく採用されるオイルシールで
当然接触型である。えっ!Xプロテクトって非接触型じゃなかったの?
という疑問がかすむほど、さすが工業界で実績があるオイルシールは
低摩擦&強固な防水効果がある(笑)
メーカーは、Xプロテクトをラインローラー とメインの
ストッパーベアリング周辺に採用していると言うが
よく見ればハンドル支持軸ベアリング両サイドにもちゃっかりと採用されており
構造的材質的には同じでも、こちらの呼び名はXシールドと呼んでおり
従来のSW同様にボディ合わせ目や各部の結合部にはOリング状のシールドを張り巡らせている
日頃のハンドル支持軸ベアリングのオイルメンテは
シールドを破損しないよう注意深く塗布していく