私の周りではリール難民という言葉がよく使われている

今までは特定のリールをモデルチェンジ毎に買い替えていたものが

昨今は同じ機種でも特性ががらっと変わって

とりあえずは慣例行事のように買ってみたは良いものの

あまりの変わりように違和感を覚えて、幸せの青い鳥を求める如く

現行リールをメーカーを問わず色々買い替えてい人達のことである

彼らの落ち着く先がこれまたユニークで

10ステラのユーザーは12バンキであったり

TDのユーザーはABUのMGエクストリームだったり

18イグジストを買って18ステラを買い戻したりと

こちらからみても深刻な状況になっているのが手にとるようにわかるし

特性の変わりようは私自身もリール整備をしていて、強く感じる

さらに追い打ちをかけるように、シマノはやたら樹脂ボディを推し進め

ダイワは金属ボディ化を進めている気がするのは

私だけであろうか?これは少し前のダイワがザイオンに

代表されるオール樹脂ボデイを、なんとフラッグシップの

イグジストに採用されたことを考えると、このダイワの金属化の流れは

とても興味深い。そんなゴタゴタにも御構い無しに

真面目な作り込みをしているのが19セルテートである

ローターこそ年式を変えて金属から樹脂化になったとはいえ

肝心要の心臓部であるギアを支えるボディは依然アルミボディ

さらに個人的に興味をそそられるのは、野太いタフデジギア

昨今大手ののハイエンドのリールさえも脱帽の強固なギアである

シマノで言うなら、17ツインパワーXDの仕様に近い。実は

私のトラウト・メインロッドを今季よりダイワに導入した折

リールも新調することになり、自重が多少重くても

ダウンストリーム主体の重圧がかかる状況で

安定した巻き上がりやロングロッドとのバランスを考慮して

19セルテートに行き着いたのである

実はセルテートを個人的に導入するのは04セルテート以来

原点回帰ではないけれど、そのミッドナイトブルーに興味をそそられた

今回はそんな19セルテートを整備を通して検証していく

番手はシーバスを代表とする中規模ソルト関連から

ネイティブトラウトまでこなす、自重205g(意外と軽い!)の

セルテートとしては代表的な19セルテートLT2500-Hである

当面ソルト実釣レポートは広島の船長である

IOS向井モニターに託すことにする(笑)

1 ラインローラー ダイレクト16〜20系と

 Dシステム 18系の装着によりポテンシャルが向上する

2 ラインローラー ダイレクトを装着した場合

 ローターブレが目立つ場合、純正のアルミビスに交換する

 ※ ローターブレは完全になくなりません

3 ダイワお家芸のタフデジギア、高度な切削技術による

 美しいラッピングが精度を物語る

4 釣りに万が一はつきもの、ドラグ耐力は10kg

  強靭なボディとギアがあるからこそギアの保持性に優れ

  噛み合いがブレずに、巻きは軽く安定している

  気兼ねなく安心して使い込める頼れる相棒である