昨今のコロナ事情で管理釣り場では
初心者、家族連れが目につくようになってきた
昔なら近所の小川でフナ釣りや
川魚釣りから始めたものだが
近年は野池の締め出しや釣り場環境の悪化から
管理釣り場は、ルアーや餌釣りを問わず
釣りを始めるとても良いきっかけになると思っている
時には、お父さんと子供が喜び勇んで
買い揃えたばかりのルアータックルと
魚をいれるフラシを持参して
釣りをする光景は微笑ましくもあるが
しかし、そんな彼らに実際の現在のエリアは手厳しく
常連達が多くの魚をキヤッチする横で
高価な入漁料金を支払ったものの
帰りに持ち帰るはずの魚の姿が無いことも珍しく無い
確かに常連達のただならぬ装備に圧倒され
寡黙なサングラス姿に威圧感さえも感じるかもしれない
結果初心者はより釣れない場所に追いやられて
判らないだらけで、独特な雰囲気から聞くにも聞けずしまい
一度や二度も釣れないとなると、離れるのも早いのも初心者である
時には幸運にも優しい常連が教えてくれることがあるが
慣れない初心者を教えるのはリスクが伴い、自身や相手の
怪我の危険(帽子やサングラスをしていないことが多い)
本人所有のルアーの損失、タックルの破損や損傷など
貴重な時間を割いてのフォローとなると(勿論全て無償)
正直なかなか辛く覚悟がいるのである
本来は管理釣り場のオーナーが親身にそういった方達の
手厚いフォローをしてほしいと願うが
ほとんどの実際の管理釣り場において
限られた人員で全てまかなうことは現実問題として難しい
勿論しっかりしているエリアもあるにはあるが
それはごく一部でしか無い
そんな時に私が常々思っていることは
現場での困りごと全てを託せて、レギューレーションに対しての
一切の権限をも持たせた、監視&サポートスタッフの配置である
おせっかいにならない範囲で、エキスパートの技術を駆使して
ソフト面では、管理釣り場の基本的マナーやレギュレーションの説明。
ハード面ではリールの簡単なメンテが出来ること
そして現場ではライントラブルの回避から、キャスト、実釣のアドバイス等
困っている人達に少しでも手助けが出来る、優しく声かけが出来る
そんな社外スタッフの配置はできないものかと考えている
そして大切なのは、それらをより充実したものにするため
メーカー、管理者、そして現場の常連の方の協力が不可欠であると考える
考えられるメリットを考えてみる
管理者は、サポートスタッフを配置させることで
時期アングラーの育成によるエリア市場の活性化を図る
サポートスタッフは一般人を面接採用、識別可能な
名札を装着して、好きな日時と時間で
無償で好きな釣りをしつつ、常時巡回をしながら
メーカー色の強い押し売りは避けて
エリア設備やお客様のサポートをするべく技術や労働力を提供する
ルアーメーカーはサンプルルアーの無償提供をすることで
販促効果や時期アングラー育成によるエリア市場の活性化を図る
リールメーカーはサンプルリールやロッドの無償提供をすることで
販促効果やアングラー育成によるエリア市場の活性化を図る
カスタムメーカーはメンテオイルやカスタムパーツの無料提供により
時期アングラー育成によるエリア市場の活性化を図る
現場の常連達は、使わなくなったルアーやリールを提供し
管理者はそれをレンタルタックルとして使用
サポートスタッフはそのリールをメンテし
提供元の彼らには多少の便宜を図り、レンタル経費の節減
初心者には上質なレンタルタックルにより釣りがしやすくなり
時期アングラーの台頭は管理釣り場の活性化をもたらし
その収益が少なからずとも、エリアの魚の放流量に回ることもある
とまあ。色々と偉そうなことを書いてしまったが、関係者が
Win-winにならなければ長続きはしないのである
賛同される管理釣り場の経営者様の御検討よろしくお願いいたします
御理解頂けて実施して頂ける管理釣り場には
弊社としても、サンプルのメンテオイルや
大会等の協賛品の提供をさせて頂き影ながらご協力をさせて頂きます。