高性能とパッケージに書いてあるので

装着したがいいが違いはわからない!?

バイクや車のチューニングをしたことがある方なら

そういった経験があるのではないか?

 

簡単なパーツの話で、私が唯一効果があったのは

初期型ロードスターのアーシングである

初期型ロードスターのバッテリィーは後ろのトランクにあり

マイナスがボディにしてある都合、損失が大きいように感じた

各所にアーシングを施すことで、アクセルの吹けが良くなった

その後、ウキウキでフルオープンにし、近くの農面道路をぶっ飛ばして

右コーナーでアウト側の浮き砂利にのって

ド・アンダーで電信柱に正面から刺さり

電柱をくの字に曲げて、モモのステアリングを曲げ、前歯を折り

肋骨を折り(たかも)血だらけでオープンの状態で

うなだれていれば、おーい死んでるぞー!!と言われてしまうから

めちゃくちゃ痛い体を動かしながら

近所の農家の人達の見世物になり、救急車を呼んだことを思い出す

 

余談が長くて恐縮ですが (笑)

そう、リールもである。なんとなく、装着したけど・・・・・

特に、アンバサダー関連のカスタムパーツ業界は賑やかである

個人的にほとんどノーマル部品をナンチャカする私からすると

依頼されてくる、カスタムしてます的なリールをクルクルと回すと

ノーマル状態より酷いリールも珍しくないし

現象から判断するに、壊れてますよねー的なリールさえある

信頼と実績がある信頼出来る店舗のスタッフが対応してくれるから安心という

リールさえも、前述の状態にしたのもその店だったり

その後のイマイチな仕上がりに対して対応を放棄するスタッフも居る

巷に溢れる泣き寝入り被害者(泣)

そうなるとこの世の中何を信じていいんだか・・という話にもなってくる

 

知り合いの信頼出来る車のメカニックが

車のチューニングは、ノーマル状態でしっかりと

性能を出すことが基本ですと言っていた

あーリールもそうだなと思った、特にアンバサダーの場合は

基本ベースをしっかりと作り込み、その後のカスタムパーツを装着する

リールとの相性をよく見て、時に修正をかけて装着して対応する

一度預けて結果がイマイチな店や、性能面で不安なカスタムパーツには

再び装着にあたり、それなりの覚悟が必要なのである(笑)

 

アンバサダーユーザーにとって

カスタムパーツのラインナップは喜ばしく

正常に機能すればそれはそれで楽しい

私が懸念していることは、近年金属特性や

強度を考慮してないかのような

カスタムパーツが増えてきたことである

 

意外と多いパーミングカップの歪み

ベアリングを支持する部品だけに

なんとなく回転が悪く、飛ばない時には

スプールシャフトの芯が出ないことがあり

必ず整備では確認する項目の一つ

 

パーミングカップのビス穴一つ一つに

個々のリールの歪みや癖の情報が読み取れる

言うならば、そのリールの歴史を物語っている

 

オールド・リール特有の樹脂の劣化と

汚れには洗浄剤成分が入っているIOS-01が最適

一般的に売られてるパーツクリーナーは

低沸点の溶剤であり、ほとんどは常温で揮発し

厳密には洗浄剤成分はほとんど入ってなく

乾いたら汚れが再付着したなんてザラにある

IOSオイルの強みは常温で揮発しない

特殊な洗浄剤が入っている

 

樹脂に対して衝撃性が少ない無溶剤オイルだけに

劣化気味の樹脂にも安心して塗布出来る

溶剤入りスプーレーやパーツクリーナーを

樹脂部分に直接吹きかけると瞬時にクラックが入ったり

塗装が剥がれることがあり注意

 

リールを磨き込む時にも、クリーナー代わりに

IOSオイルを薄く塗布して優しく磨き込む

特にアンバサダーのクレストマークなどは

最適なクリーナーである

 

アンバサダーの定番オプション。

ハンドルシャフトに装着する

リジットサポートベアリング

樹脂のカラーからベアリング保持式へとなり

より強靭かつスムースな回転を可能にした

 

オールドリールにはIOS Wハンドル スワンがお勧め

雷魚にはマンハッタン。トラウターにはウッドノブの装着率が高い