There is more to life than increasing its speed.
インド独立の父と言われた、マハトマ・ガンジーの言葉である
ネイティブ・アメリカンの言葉にも、スピードダウンの重要性を説いている
人間は昨今急ぎすぎている、人間の身体能力は太古の時代から
さほど変わらないのに、機械産業が進んで、人間が制御できない速さの
機械、乗り物に、結局人間は使われてしまっているという
思えば私など100%当てはまる(笑)
あれほど敬遠していた、スマホを日常的手に取り
ボートのエンジンをさらにパワーアップしたあげく
喫水が下がって、大好きなシャローに入れなくなり
そこで速さでなく、私に必要なのは如何にシャローに入れるかが重要と気づき
ボート屋にお願いして元のエンジンを買い戻した経緯がある(笑)
沖のストラクチャーを最新式魚探で狙う釣り方も流行っているようだが
それより目視で、感じるシャローを狙うスタイルが性に合っている
ここで少し立ち止まる意味で、カナディアンカヌーとやらを購入することにした
そう、究極のカーボンニュートラル・スタイルである
カヌー自体は北海道のチミケップ湖等で散々使い、慣れている
意外な安定性と2人でも長さがとれるのでキャストしやすいこと
さらに、パドリングながらも直進安定性がすこぶる良いことなど
意外と怖くない安定性と、動力がないぶん
準備が降ろして完了という利便性も魅力の一つ
さらにボート乗り入れ禁止であっても
SUPやカヌーはOKの湖は結構あるので乗り入れが出来る
魚が釣れると、水際に近いこともあり
より自然とのリアルな一体感もあった
巷ではフイッシング用というと、シットオンタイプが流行っているが
体が硬くあの姿勢は無理と早々に断念、過去にも
この手の乗り物は、フローター→フロートボート→ミニボート
→ゴムボート→インフレータブルデッキと現在まで色々と試みてきた
その中でもある程度の積載量があって、景色に溶け込むスタイルとなると
現在のカナディアンカヤックに落ち着いた
しかし、購入したはいいが、売主さんは、自分のカーキャリアから
軽々とカヌーを一人で降ろして、ヒョイと!私の車にキャリアに載せてくれた
そんなに軽いかな??と今度は自分で降ろそうとしたら
30Kgのカヌーが一人では絶望的に重いのである
20歳代の頃には60キロもあるアルミボートを
カートップで毎週全国に出かけたことが嘘のようにずっしりと重い
降ろそうにも苦戦していたら、駐車場にいた、いかにも不良そうな若い人達が
手伝いますよー!!と快く手伝ってくれた(笑)
釣りを終わって、いよいよ車に積み込もうとしてなんども車から落としたのを見かねて
今度は、駐車場に居た、マフラー改造バイクの暴走族風のお兄ちゃんに
手伝いますよー!!と手伝ってもらった(笑)見た目は怖そうだけど・・・・
みんな心優しく声をかけて手伝ってくれた
人は見かけで判断してはいけないものである(笑)
1 広々したインフレータブルデッキ
これにフットコンを取り付けてやってはみたものの・・・・
2 カヌー自体は意外と直進安定性がよく
最大幅は90cmくらいある。
パドル一漕ぎでスイスイと進む(笑)
3 風を利用しながら、パドルを操るのも楽しみの一つ
半日釣行時、セッテングがお手軽なのもいい
4 カヌーは釣りを超越した楽しみが無限に広がる
唯一の懸念はその重さ(笑)