さて明日は実釣でテストしようと思っていた矢先

IOSでフルカスタム武装したゼノンを

フルチューンするとどうなるか?

明日は早朝早起きと言うのに、深夜にリールをフルチューンしてみた

基本的に今までのレボシリーズと相違は無く

強いて挙げればこれだけ金属パーツを採用して剛性あげても

146gに収まるのが不思議な印象をもち

バラしてみたくなったのも理由の一つ

早速論より証拠、ゼノンの内部について検証していきたい

 

 

1 極細ローターが特徴的、体積をスリムにすることで

 軽量化を図る新しい手法。

 IOSラインローラー は、ライントラブルをほぼ皆無にし

 飛距離と感度を向上してゼノンの性能を最大限に発揮する

 マストアイテムとなる

 

2 ゼノンの心臓部、ピニオンギアは両端を樹脂ライナーにし

 完全フルフローティング構造とした

 ギアのコンポーネントと歯のピッチは比較的ダイワのそれに近い

 

3 サイドカバーはアルミ製、ここを金属にすることで

剛性感の向上と質感を向上させている

 

4 ワンウェイローラークラッチは国内大手メーカー採用のKOYO製

  信頼性が飛躍的に向上している

 

5 ABU独自のソルトシールド、外部からの水の侵入を防ぐというより

  ベアリング自体を防錆ベアリングとすることで

  シールド効果を高めるコンセプト、低トルクと巻きの質感向上のメインシャフト・フルフローティング構造は高く評価したい

 

6  2000番クラスで自重146.8g!しかし

 リール本体から比べるとスプールの自重が意外にも重い!?

 これだけの軽量化を図るならば、当然スプールも劇軽に出来ると思われる

これは後から追従してくる競合メーカーとの伸びしろ対策と深読みしている

 

7 高剛性と軽量を両立してしまったデメリットを強いて言うならば

 自重がある従来のロットが持ち重りしてしまう、バランスの悪さである

 軽量リールには軽量なロットの組み合わせが重要となってきた