本日、整備していただいたセルテートを使って初のサクラマスをキャッチしましたので

リールの使用感をお伝えさせて頂きます。

 

コロナ禍という事もあり、あまり移動はせずに

自宅からすぐのサーフにて、早朝から釣りを開始しました。

 

整備してもらった19セルテートは箱出し、無負荷状態で回した感じでも

チューン前とは別物と言える巻き感を感じていましたが

実釣でどのような感じなのか、魚とのやり取りがどんな感じになるのか

非常に楽しみでキャストのたびにその感触などじっくり確かめてみました。

 

まず、最初の数キャストは飛距離に関してはあまり差を感じませんでしたが

数投目から、明らかに飛距離が伸びて来ました。

これは恐らくラインローラーの効果かと思いました。

ラインの巻き取りの変化によってこういった効果が出るとは正直驚きました。

 

ラインにテンションを掛けてリトリーブしていくと

メタルジグの動きが細かく伝わってきます。

チューン前の数倍は感触が倍増していると感じました。

巻いた感じも非常にシルキーで、ジグの感触、潮の状態の確認などに

集中出来て、それまでの釣りとは1キャスト毎の情報密度が変わりました。

 

釣り開始から30分ほど経って、キャストし巻き初めてすぐに

ジグの動きがスッと変わったのが分かり、その直後に小さなアタリ、

一呼吸おいてまた小さな当たりがあったので

「小さなアメマスが追って来ているのだろう」と思った瞬間に強いアタリがあり

ロッドが絞り込まれました。

恐らく、ジグの後ろに接近した時からの変化がハンドルを通して

伝わって来たのだと思いますが、流石に今まで最初の小さな変化までは

感じ取れた事はありませんでした。

リールの感度が相当上がっていると後から理解しました。

(この時はそこまでの余裕がありませんでした)

 

その引きからすぐに良型のサクラマスと分かりましてやり取りが始まりました。

距離にしておおよそ60mほどです。

当初ドラグに注意をしていましたが、それまでのATDとは全く違う作動で

必要な分だけラインが出つつ、適度なテンションを保ち続けてくれたのには

かなりの安心感がありました。

途中、ほんの少しだけドラグを締めましたが、以後最適なテンションで

2回のジャンプにも耐え、無事サーフに引き上げることに成功しました。

 

かなり強い引きでしたが、巻き取りも一切のストレスもなく、

ドラグに神経を使う事も無く無事57cm、2・7kgのサクラマスをキャッチできました。

自分の住む地区では十分納得のサイズです。

 

今回ようやくチューンの効果の全てを実感出来ました。

自分にとってはまさに最高の逸機に仕上がっていると確信しました。

 

今後もしっかりと手入れをして定期的に点検整備もお願いしようと

思った次第です。

今回、至高のチューンをして頂き本当にありがとうございました。