頭金どうするか
まずは住宅ローン減税。
現状は控除対象借り入れ上限2000万円の1%
4月以降の引渡しは4000万円の1%
つまり最高20万円/40万円が所得税や住民税から
毎年控除される制度です
我が家は引渡しが5月末か6月頃の予定なのですが、
経過措置により消費税5%が適用されていて
現状の制度のままの金額なので、
目一杯住宅ローン減税の恩恵を受けるなら
2000万円のローンを組んで、足りない分は頭金で入れる
結果的に、2000万円のローンを組む事に決めたのですが、
その前に、出来るだけ頭金を入れた方がお得なのか、
手元に残しておいた方が良いのか検討していました
金利がずっと年0.85%のままだったとして、(ありえないけど
)
元利均等返済方式で35年ローンを組んだ時
頭金0で、2200万円の借り入れをして
10年後に1000万円繰り上げ返済をした場合
頭金500万円入れて、1700万円借り入れをし
10年後に500万円繰り上げ返済をした場合
頭金1000万円入れて、1200万円借り入れをし
繰上げ返済しなかった場合
どちらも繰り上げは期間短縮にしたとして、
総返済回数は
178回(19年2ヶ月)
294回(24年7ヶ月)
420回(35年)
毎月の支払額
60,576円 (初年度利息分 約18万円)
46,809円 (初年度利息分 約14万4千円)
33,041円 (初年度利息分 約10万円)
総額
23,887,662円 (繰上げ効果 1,554,391円)
18,746,730円+頭金で
23,746,730円 (繰上げ効果 912,987円)
13,877,416円+頭金で
23,877,416円 (繰上げ効果 0円)
差
より
の方が140,932円安い
より
の方が 10,246円安い
やっぱり頭金は入れた方が良いのかー
でも、頭金どかっと入れて繰上げ返済しないのは逆効果
っと思いきや
住民税と所得税合わせて年間20万円払っているとして
ここに住宅ローン減税を加味すると
10年間で1,866,803円控除
10年間で1,463,633円控除
10年間で1,033,401円控除
実質の総額
22,020,859円
22,283,097円
22,844,015円
差 がダントツで安い
1%の控除って大きい
頭金を入れずに借り入れ金額を増やして
0.85%の金利を払っていても1%戻ってくれば
プラマイプラスになり、
10年の控除が終わった時点で繰り上げ返済をすれば
残り9年利息を払い続けるとしても得した分で相殺され
結果2万円しか利息を払っていないという
どうしてこんな事が起こるのかというと、
消費者は銀行に金利を払いつつも
控除を受けているからプラマイ2万で済むわけで、
要は国が銀行の金利分負担してくれているような
銀行はちゃんと利益が出るし、
国は個人消費が上がって景気回復するし、
消費者は金利負担が軽く済むし、
みんなが嬉しい制度なのです
ま、これ以外にも保証料や事務手数料や
抵当権設定登記なんかがかかってくるので
一番安いのはローン減税に頼らず、全額キャッシュ