何故ならまつりもまた特別な存在だからです。

2015.04.07(Tue)池袋EDGE
ManaReactor本格始動&レコ発主催決定
Login Error~現実世界に戻れません~

【 Open / Start 】 16:30 / 17:00

【 ADV / DAY 】 ¥3,000 / ¥3,500

【 Cast 】ManaReactor / The♡Valentine / the Dice / ヴァニキル /Arc rêve Faile / Nadia(仮)

A:e+ B:バンド予約

★当日限定特典あり★

①バンド予約特典【メーテルリンクPVプレゼント!】
1st Single「メーテルリンク」に収録されている「メーテルリンク」のPVパッケージver.をプレゼント!

②CD購入特典【アー写撮影・PV撮影時の限定チェキプレゼント!】
1st Single「メーテルリンク」をご購入のお客様先着100名様にアー写撮影・PV撮影時のメッセージ入りチェキをプレゼント!さらに当たりチェキをGetしたお客様は終演後のメンバーとの2shotチェキの撮影があります!

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品川インターシティホールの公演中、2部のソロコーナーが終わってみんながはけ、それと同時にメンバーはまたステージへと戻って行きました。このグループでライブを行う時に必ず用意されている演奏以外のプログラム。その最中だけバンドメンバーには一旦休む時間が与えられていました。


「もう終わりだねー長かったけど」


こころくんが鏡を見ながら持ち前の低い声で呟いてました。


「これが47都道府県のツアーでも、全世界ツアーでも終わる時は一瞬に感じるもんだよね」


ほんまにその通りでございます。むしろ長ければ長いほど終わりはあっけなく来るし、現に過去の遠征より間違いなく長期に渡るツアーだったけど、わたしは当日の朝会場に入る前、車で信号待ちしてる時はほぼほぼ「今日で終わりかー」で頭の中はいっぱいでした。


全国ツアーの話が最初に出たのはさていつだったかもう覚えてないです。途切れ途切れに覚えてるのは、雨音が聞こえて来る車内でバンドメンバーで日にちを確認した辺りから少しずつ形になってきたような

「うちツアー中は1番でメイクしますよ。間違いなく1番時間かかるんで」

「ここの箱とか使ったことある?」

「あぁ、そこは5万回くらい使ったことあるけど良い箱だよ」


重要ではない会話を妙に覚えてしまう癖をどうにかしたい。

そんなことを話してたのが去年の夏始め。その時は9月から始まるツアーをまだまだ先だと思っていたし、いざ始まってからの前半6公演からの小休止。丸々一ヶ月空く後半戦もその時は遠い未来のように感じて、関西も東北もまだ全然日にちがあるって(流石に東北さっくんワンマン北海道は恐ろしく過ぎ去るのが早く感じたが)思って。

ファイナル迄にまだいくらでも練習出来ると思うほどあったはずの時間もこの文章を書き殴ってるのと同じくらい終わってしまえばこんなものかと。


まぁ長いツアーを人たちが終わってみればあっという間だった。みたいな詩を綴るのはテレビゲーム初心者がサッカーのゲームやる時に迷わずブラジルを選ぶのと同じくらいありきたりなのでこのくらいで。実際もうこの話広がらないので。



もうさ手っ取り早くライブの感想だよね。年取るといつ死ぬかわかんねぇからメインの話は手っ取り早くやっといた方がいいんだろうねきっと。



去年の4月、さっくんの生誕イベントに参加しました。参加というより見学するために侵入したつもりが紹介されたので軽く挨拶した程度です。ニコバー新宿に入ったのはそれが初めてだったのですが、まぁたくさんの人がさっくんに会いにあの空間に集まっていました。

そして同じく去年の4月、としやんの生誕イベントにゲストで顔を出しました。特に何をやるでもなく、本当に顔を出しただけでしたけど、まぁたくさんの人がとしやんに会いにあの空間に集まっていました。


それが初めての彼らのソロイベントを覗いた瞬間だったのですけど、まぁそのリスナーさん達の目の輝きというか、楽しみっぷりというか。

ぴっぴ(としやんの愛称です)の現場が終わった旨をツイートした時のみんなのリプが眩しかったんですよ。


「本当に楽しかったですね!まつりさん」

「めっちゃ騒ぎました!まつりさん」

「眼鏡見つかってよかったですね!まつりさん」


いやーもうそれ俺じゃなくて主役に言ってやれよって思ってました。リプライが眩しすぎて目開けてられません。ただでさえ目が細いのによチクショ(空き缶を蹴りながら)


そしてこの2つのイベントを生で見てうちは思ったんです。「負けたわ」って。彼らは誰かしらに手伝ってもらってるとは言え基本的には1人でこれだけの人を集めて、誕生日を祝ってもらい、それでいてお客さん達みんなに笑顔で帰ってもらう。


多くの人をまとめて楽しませるってすごいことだと思うんです。自分に出来ないことが出来る人は単純に尊敬出来るし、ましてやステージに立つ人間としてそれを目指してる側からしたら悔しさすら渦巻いていました。


ドラムやってて思うのはやはり歌ってくれる人が居て、一緒に演奏してくれる人がいてやっと曲になるから余計1人でなんとかしてしまう人はすげぇって思ってしまう。それに加えてもちろん彼らの当日までの頑張りだけでなく今までの積み重ねで皆を引っ張ってきた努力も決して尋常ではないと思い知らされてきました。



彼らはもう決して普通の人ではないのだろう。



そんな彼らを間近に見て、今回のツアーでは更に一緒にいる時間が増えて、最近ずっと感じていたことがあったんです。4人に共通した、1人でも色々と出来てしまうということがグループにとって強みでもあり弱みでもあるんじゃないかって。


回数の多いライブを組み立てていく上でみんなの意見が合わないことなんて多々ありました。バックバンドですら常に仲良くやってたわけではなくお互いの様子を見ながら気を張っていた部分もあって、でもそれは散々彼らが話してきたことだからもうみんなには充分伝わっていると思います。今更それが辛かったとかわかってくれなんてことを言うつもりはありません。それをクリアして来ただけで凄いの一言に尽きます。


ただその一つ一つの課題や壁を乗り越える時にどこか4人の向いてる方向が違うように見えたんです。まるで頑張っているのがグループのためではなく自分のためであるように。

そう見えてしまったのは多分4人が同じ方向に向かって進んでいる時をどこかで見たことがあるから。否、ツアー中でも何度かその瞬間を見たことがあって、そういう時の4人は本当に熱があって輝いて見える。


それでもきっとどこかで「自分1人でもなんとかなる」ことがそれぞれ頭の中にあって、いつか1人になってしまっても大丈夫なように強く振舞っている。自分にはそう見えたんです。


ラブデザがライブを始めた当初の隼兎くんのブログには「この先LOVE DESIREが永遠に続くとは思ってない」(これだけ読むと辛辣過ぎるので出来れば全文読んでください)と書いてありました。僕も同じように思ってます。ジジイのイケボグループってのも悪くないけど。彼らが将来、各々自分の道を歩んでいくのはなんとなく想像出来るので。


それでもLOVE DESIREというグループで活動している“今”はみんなでLOVE DESIREにもっと向き合って欲しい。


グループが好きだからではなく、その中の1人が好きでついて来てるリスナーさんは少なくないと思うんです。むしろラブデザに興味がないけれどという人も

それはラブデザに関わってるわたしからしたら少し残念だけど、でも否定は出来ないです。どんな形であれ今まで支えて来てくれたことには変わりないので。


ただ彼らにはこのグループにいる間はまっすぐ同じ方を向いていて欲しい。



なーーーんて最近思ってます。



みんなどこかしら長所もあれば短所も慎ましやかではない連中かもしれないけど、それでもここまで大きなことを成し遂げた4人が、今よりも同じ方を向いて頑張ったら絶対もっと大きな景色を見れる近道になるって勝手に思ってます。

単純に1つの大きな岩を動かそうとして、みんなで別の方角に引っ張ってしまったらどれだけ頑張っても動かないじゃないですか?でもみんなが同じ方向に引っ張ってみたらどうなるか。


ひょい⌒


ですよ?



我は彼らと将来の話ってあまりしたことないから彼らが目指す先のことはよくわかってない。けれどみんなと作り上げて来たこの距離感は崩さないままどこかでそれぞれもっと大きいことをしたい。良い景色を見たいと常に志してるんじゃないかとは思ってるんです。

随分まえにぴっぴが酒の席で「いつか○○○でのライブを目指して!」って言ってました。その時はもちろん酔ってただけかも、本人は覚えてないかもしれないけどうちはそれを今でも覚えてるし出来るなら叶えて欲しいって本気で思ってます。


もうわたしから見たら4人とも充分にすごい人達だけど、足並み揃って本気出したらまだまだこんなもんじゃないんだろうなって


自分から見えてる景色だけを踏まえて、しかもみんなが見えるところでこんなことを書くのは危険ですね。

こんな偉そうなこと言ってるのは決してバックバンドとして彼らの近くに居たからではないんです。

わたしはラブデザが好きなんです。4人でステージに立っているラブデザが。

だからこれはアドバイスでも批評でもなくて、1人のファンとしてこうあって欲しいな。という勝手な望みです。



なので自分から何かしようというわけでもなくみんなにこれを本人達に伝えて欲しいとも思ってないです。それは本意じゃないです。余計なことを書いてる自覚は充分にあるのでこれでお咎めをもらったり、あの派手髪くそドラム生意気だからクビで!とかなったりしたら


その時はその時で






そんなこんなで書きたいこと書いて充分に満足したところで気付いた。自分のこと何も振り返ってねぇことに。



このツアー楽しかったです(まとめ🐣



ライブ自体は真面目にやってたつもりだけど、やはり半分は旅行気分というか、見知らぬ土地で好きなことが出来る嬉しさでどこか舞い上がってた気がします。この長い間そういった楽しみを作れたのは紛れもなくラブデザとみなさんのおかげです(よいしょっ!



なんか出先であった珍事件、珍発言、各地の景色やアホ画像などツイートネタはそこそこあったけど、1度ストックしてしまうと鮮度が抜け落ちてしまうから今更ツイートするのを躊躇ってしまう。なので写真を撮ったら、何かあったらなるべく早めに載せた方が良いということをこのツアーで学びました。


妙に覚えてるのは仙台と盛岡の間の日にバンドメンバーで高級イタリア料理店サイゼリヤに入って子供のメニューに載っていた間違い探しを見つけ、いい大人3人で血眼になって間違いを探してそれでも最後の1つが見つけられず(因みに全部で10個ある間違いの中、指揮官6つ、こころん3つ見つけてわたしは0)、結局ネット見ながら答え合わせしてたの本当アホだし、その上ホテルに着いた後の深夜01:00過ぎにこころんから「ちょっと今来れる?」と言われ次の日のライブの打ち合わせかと思って行ってみたら「全部で何個あるかわかる?」とサイゼリヤに触発されて作業用PCでオリジナル間違い探し作ってたの本気でアホだと思った。ことくらいです。


思い出せばまだ色々あるはずなのですがもう最近おっさん化し過ぎて記憶のキャパシティが狭まりつつあります困りました。


ファイナル含めたライブの感想も、やはり数こなせばトラブルは尽きないものの、楽しかったの一言です。最近ではそれを言葉にしてしまうのもなんだかもったいないような気がして(なら何故ブログを書いたのかと自分を問い詰めるばかりである)。


強いていうなら毎回衣装を変えてた自分の頑張りを褒めてあげたいって感じですね。褒めて欲しいしなんなら5兆円あげたいところです。自分に(経費として


ドラムの機材なんかも変化はあったけどそれに関しては、、、まぁおいおいどこかで話せたらなぁ。とは思ってます。


おかしいなー普通文章って後半の方が盛り上がっていくのがあるべき姿なのだろうけど、ここまで終わりに向かうにつれて適当になっていく文章ができるなんて思ってもみませんでした。自分の才能が恐ろしいです。

が、書籍ではなく誰でも読めるブログなんでそこは許してください。日曜の暮れにこの歯切れの悪い文章のせいで遣る瀬無い気持ちにさせてしまう可能性もあるので今更ですが読むの注意です。


これ以上書き続けてもボロが出るだけなのでこの辺でぶち切りします。別れは突然やってくるのです。

苦労や苦難があったけど最終的に参加出来てよかった、楽しかった。今ではそう思ってることが伝わればオールコレクトです。

無理矢理付け足すようだけど、バンド隊である自分達を地道に応援してくれた人達もありがとう。お疲れ様だ。



たまに長文書いたあとに「感動しました」「泣けます」とかわけわかんないこと言われることあるけど、んなアホな

布団に入りながらポチポチしてただけのアレなんでソファーにもたれかかって口開けながら軽い気持ちで読むのが正しいです。



それでは、さようなら