GE+IM 2周年記念単独診療
患者さん、見に来てくれた皆さんありがとうございました。
単独公演は楽しみである前に準備しなければならないことがたくさんあって直前まで割とあーあーーってなって。
前日夜になっても「やべーもう明日ワンマンやー」と準備に追われて。なかなか心穏やかではない日が多かったのですが、始まった瞬間患者さんたちの「私たちもう準備出来てますよ」感がすごく伝わって、そこからは楽しい、気持ちいい以外なにもなかったです。
自分から見て本当に最高の診療でした。
主治医が珍しくマイクを向けてくれたのですが、まさか過ぎて断ってしまい、、喋るのもやぶさかではなかったのですがトークは念入りに準備してないと交通事故を起こすタイプなので。代わりにもしあの時話すとしたら何を話していただろう。ということを想像してここに書いておこうと思い立ちました。
初めてGE+IMの診療に参加したのは去年の5月で、もうそれから1年半。想い出を書き出せばかなりの量になってしまうのですが、このプロジェクトに参加したことでドラマーとして成長出来たことは間違いないです。自信を持って言えます。色々なサポートメンバーに出会い、患者さんに見てもらい、バンド同士で戦って…というのは勿論のことですが何より主治医と一緒に居れたことです。直祈さんは普段話すときは低姿勢なのですが、ステージが近くなると滲み出る凄みみたいなものがあって。
伝わるかどうかわかりませんが、「おまえミスったら殺すからな?」と言われるよりも「よろしくお願いしますね?(にこっ」と言われる方が怖いことってあるんですよ。主治医は間違いなく後者ですよね。
最初の頃も「新薬送ります。そんなに難しくはないと思います。」というメッセージと共にめちゃくちゃ難解な曲が送られてきたりして(因みに最近は何も言われずに難解な物が送られてくる)、中々のマッドっぷりを味わせてもらってました。
そんな破天荒兼凶悪な主治医ですが、曲を聴けば分かると思います。とても繊細ですよね。わたしはGE+IMの繊細でいやらしく艶かしい曲が大好きです(敢えて曲という言葉を使わせてもらいますね)。今現在いくつかバンドやユニットのサポートをしているのですが、曲についてはその中でも群を抜いて緻密で、ボーカルのみならずドラムを含めた他のパートもとても丁寧に作られてることが容易く受け取れます。よくドラムをやらない人が作るドラムフレーズの方が型破りで面白い。なんて言われますが、主治医のそれは最たる例です。(先生!それ足3本必要なので人類には無理なフレーズです!…みたいなお茶目な曲もでてきますね。)
一曲一曲感想を書こうと思えば書けるのですが、そこは置いといて。
その全てを単独公演でぶつけました。
全20曲。
聴くのとやるのとではわけが違いますね。GE+IMの曲は本当に一筋縄ではいかない物が多く、主治医が手間をかけて作ったものを更にひとつひとつ診療のために完成させるのにべらぼうな時間がかかるのですが、それがようやく解放される瞬間です。気持ちよくないわけがないです。
ぶち上げるところから底に突き落とす瞬間まで何度も快感が溢れました。これが一体感というやつであるならば、これだけは一方通行でないことを願っています。
去年は遠征での単独診療、そして今年の無料単独診寮やローズ伯爵との2マンなど、割と長丁場の診療にたくさん参加させてもらっているので、その辺り数多く通ってくださっている患者さんと少し似た感覚で今回の単独公演を構えていたつもりです。
言葉で現すと安っぽくなりますが「色々あったな」と。関わっていた時間が長ければ長いほどこの"色々"には重みが加わると思うのですが、主治医、サポートメンバー、患者さんそれぞれに色々なことがあってここまで辿り着いて、その結果「楽しかった」という声がたくさん聞けてようやく一息つくことができました。
昔のサポートメンバーも見に来ていたので秒で感想を聞きにいけたのも願ったり叶ったり。
本当に良い時間を過ごせました。
格闘技みたいに激しく、それでいて終わった後に笑顔で居られるような空間が既に恋しいです。また時間をかけて、じっくりとそういう機会を作っていこーーー!
勢いで書いたから誤字とか脈略の崩壊とかあるかもだけど気にせずさっさとあげちまおー
ではでは。