アカデミー賞作品賞他5部門を受賞した映画
「アーティスト」を観ました。
素晴しい!!
期待通り、いえ、期待以上の素晴らしさでした。
アカデミー賞作品賞受賞、納得です。
ご存知のとおり、この作品は白黒サイレント映画。
しばし「古きよき時代」の作品を観ているような気分に浸りながらも
どこか「現代」をにおわせるところもあり、
しかも、通常のサイレント映画よりも極力字幕を少なくしていることで
(私がそう感じただけでしょうか?)
より想像力をかきたてられました。
字幕も少なく音楽以外に音声がない
という非常に制約の多い中で
登場人物の心情もしっかりと伝わり
お話はシンプルですが説得力がある。
笑いあり涙ありの名作です。
この先、ネタバレがありま~す
サイレントなのに途中、突然「物音」がする場面があります。
トーキーの出現でサイレントのスターが危機感を持つ
その心情を現した場面で、
周りの音や人々の話し声、犬の鳴き声など
すべての音声が聞こえるのに
主人公の彼の声だけ聞こえない。
この手法はトーキーの時代のサイレントだからこそできるもの。
そして、サイレントの大スターが
トーキーの出現により落ちぶれて自殺にまで追い込まれ・・・・
お話がすすむにつれ
「これ、どう結末をつけるのだろう?」
「このままだとなんだかサイレントへのオマージュとはいえないよねぇ」
な~んていう浅はかな素人の私の頭の中をよぎった思いなど
いとも簡単に吹き飛ばしてくれるような
胸がすくなんともお洒落でセンスのいい大納得の結末。
そしてこれは時代からいっても
「ゴールドディガーズ」や
フレッド・アステア主演作品などの到来を連想させ
ワクワクしてしまいました。
主演のジャン・デュダルジャンの主演男優賞受賞も
監督のミシェル・アザナヴィシウスの監督賞受賞も納得ですが
主人公ジョージの飼い犬役のアギー、絶品です!!!
しぐさや表情、存在の仕方も絶妙。
動物好きの方にもおすすめです
なんだか長文になってしまいましたが、
言いたい事は全部書いたかしら?
まだご覧になっていらっしゃらない方、
ぜひぜひ、観て下さい
超~おすすめです
「アーティスト」を観ました。
素晴しい!!
期待通り、いえ、期待以上の素晴らしさでした。
アカデミー賞作品賞受賞、納得です。
ご存知のとおり、この作品は白黒サイレント映画。
しばし「古きよき時代」の作品を観ているような気分に浸りながらも
どこか「現代」をにおわせるところもあり、
しかも、通常のサイレント映画よりも極力字幕を少なくしていることで
(私がそう感じただけでしょうか?)
より想像力をかきたてられました。
字幕も少なく音楽以外に音声がない
という非常に制約の多い中で
登場人物の心情もしっかりと伝わり
お話はシンプルですが説得力がある。
笑いあり涙ありの名作です。

サイレントなのに途中、突然「物音」がする場面があります。
トーキーの出現でサイレントのスターが危機感を持つ
その心情を現した場面で、
周りの音や人々の話し声、犬の鳴き声など
すべての音声が聞こえるのに
主人公の彼の声だけ聞こえない。
この手法はトーキーの時代のサイレントだからこそできるもの。
そして、サイレントの大スターが
トーキーの出現により落ちぶれて自殺にまで追い込まれ・・・・
お話がすすむにつれ
「これ、どう結末をつけるのだろう?」
「このままだとなんだかサイレントへのオマージュとはいえないよねぇ」
な~んていう浅はかな素人の私の頭の中をよぎった思いなど
いとも簡単に吹き飛ばしてくれるような
胸がすくなんともお洒落でセンスのいい大納得の結末。
そしてこれは時代からいっても
「ゴールドディガーズ」や
フレッド・アステア主演作品などの到来を連想させ
ワクワクしてしまいました。
主演のジャン・デュダルジャンの主演男優賞受賞も
監督のミシェル・アザナヴィシウスの監督賞受賞も納得ですが
主人公ジョージの飼い犬役のアギー、絶品です!!!
しぐさや表情、存在の仕方も絶妙。
動物好きの方にもおすすめです
なんだか長文になってしまいましたが、
言いたい事は全部書いたかしら?
まだご覧になっていらっしゃらない方、
ぜひぜひ、観て下さい
超~おすすめです
