息子にも移ってしまったようで、申し訳ない。
コタツに入りながら、この本を読んでました。
神戸連続児童殺傷事件犯人、元少年Aが書いた手記です。
事件の概要は、ネットなどで大体の経緯は知っていました。
とても残虐で、許し難い犯行、事件直後のテレビでの報道を見た時は、衝撃でした。
あれから、少年Aは大人になり更生し、社会に溶け込んでいる。
彼の口から、今何を語るのか、非常に興味を持って読みました。
読まれた感想は、読む人それぞれだと思います。
私も、子を持つ親として、被害者の親、加害者の親、両方の立場になって、考えてしまいます。
この本に関しては、感想を書くことが難しいです。
でも、読んで良かったな、と思える作品でした。
元少年Aの感性の豊かさや、表現力には、正直驚きました。
私は、想像していた少年A像とは、少し違っていました。
読み終わった後、彼に対する印象は、変わっていました。
元少年Aも書いていましたが、時間を巻き戻して、犯罪を犯す前に戻れたなら、どんなに良かっただろう、と切に思います。
人を殺める事は、絶対してはならない、のです。この事件で、尊い命を奪われたお二人のご冥府を祈ります。
さて、今日もちょっとしたお届けモノがありました。
ありがたいです。