数週間前、Youtubeのヒカルの動画で、18歳から浪人生までの生徒たちが、来年東京大学を目指すという企画のオーディションの様子を撮影した動画が、公開された。僕は、その動画が、1時間40分ぐらいだと思ったが、全部ぶっ通しで、観てしまうほど、面白かった。夢のある企画で、現実味がある企画が久しぶりに出てきたなと感じた。以下が、そのひかるの動画のURLなので、ご覧になっていない方は、是非観て欲しい。

 

 

 

 

 動画では、元ライブドア社長のホリエモンや武田塾の林先生、令和の虎のあおさんなど、かなり面白い人が多かった。オーディションを受けた志願者たちは、AV男優だとか、自分の顔にコンプレックスがあり、馬鹿にした奴らを見返したい奴だとか、とんでもなのもいたが、数人、勉強が出来る人がいた。ただ、正直、東大に実際に受かるのは、インフルエンザで当日休んで、後日面接した今年理Ⅲを受けて、1,2問足らずに落ちた女の子以外、受かる可能性は、ほぼないだろうと感じた。超難関大学は、そんなに1年勉強したぐらいで受かるほど、甘くないと思う。また、この可能性がある女の子も理Ⅲは面接があるので、面接で落とされる可能性もあるし、本番で、きちんと出来るかは分からない。志願者たちが、有名になりたいからとか社長になりたいから東大に行きたいというのは、間違えだと思う。有名になるだとか社長になるのは、東大に行かなくても、なれる。そして、可能性がある女の子も動機が、外科医と起業家の二刀流というが、みんな総じて、動機が曖昧で、東大に行かなくても済む人たちだと感じた。今、大学に行くことすら必要はないのではないかとホリエモンは、言っている。バブルの時期のように工業化社会に適した人間の育成を今でも続けているわけだけど、そのレールに誰もが乗らなくても良いのだ。この動画を見て、1年も受からない試験を目指す彼らは、自分の青春を無駄にしているなと感じた。というのも、私も難しい大学を受けたくて、やろうとしててけど、時間を無駄にしたタイプだからよく分かるのだ。今の高校生やその親には、あまり大学名にこだわらないように自分のレベルにあった大学に行くことを勧める。