2024年4月からバス運転手の時間外労働時間が規制され始め、多くの県内で、バスの減便を余儀なくされている。丁度、昨日の朝、会社に行くときに最寄り駅のバス停で、貼り紙を見ていたら、京成バスが、未経験者、女性や経験のない人も含めた説明会を近日実施するというものだった。昔は、女性でバス運転手なんて、ほとんどいなかったと思うが、今は、とにかく人数を集めたいという会社側の気持ちが伝わってきた。京都への修学旅行の予約で、近畿日本ツーリストが、中学校数校に対して、バスが一部手配できなかったと文章を送った。いずれも鉄道などへの切り替えで対応できるという。2030年には、3.6万人バスの運転手が不足するという。私は、運送会社に18年勤めているが、職場でも2024年問題について、話を聞くことがある。我々の場合、今まで、基本、残業は、そこまで多く発生していないので、佐川急便やヤマト運輸ほどの打撃ではないが、お客さんの荷物の入ったパレットを輸送してくる長距離ドライバーやドバイバーの仕事に制限がかかり、それにより今までより商品を届ける日数がかかるようになると予測されている。この少子化の時代に人をたくさん雇って対応するのは、ただでさえ、運送会社は、そんなに人気がある仕事ではないので、相当大変だと思う。福利厚生を充実させ、会社の魅力を伝える必要があると思う。この修学旅行で、バスが手配できない問題は、私も修学旅行は、四国、大阪、京都と今思うと、セレブと言っても良いくらい、たくさんの名所に行くことが出来た。せっかくの思い出作りが出来ないというのは、残念だと思う。ここで一つ提案だが、例えば、修学旅行に行くのは、学年で6クラスあったら、2手に別れて、違う場所に行くのはどうか。別に京都なんて、いつでも行けるので、もっと楽しいところを探して、3クラスぐらいで、電車で行けば良いと思う。鉄道ならキャンセルになるというのはないのだから、それで良いのではないか。