「彼には根性があるが、自分には根性がない」
そう思ったことはないでしょうか?
でも、人の内面の個体差はそれほどないように思います。
なので、根性というものが
どういったときに発揮されるかが分かれば
「自分には根性がない」わけではない
ということが分かるのではないでしょうか。
根性とは、「苦難に屈しない精神」と言い換えることができると思います。
「苦難に屈しない精神」と言われてしまうと
なんだか、すごく難しいことに思えて
反射的に、自分にはないものと考えてしまいがちです。
では苦難に屈せずにいる人はどうやって、苦難を乗り越えているのでしょうか?
苦難を乗り越える条件は、二つあると思います。
それは、「苦難を苦難と思わない」ようにすることと
自分にとって「魅力のある目標」を設定することではないでしょうか。
「苦難を苦難と思わない」と言われたら
それは苦難じゃないのではないか?
と思うのが普通ですよね。
でもほかの人が、苦難と思えることを
自分が楽しむことができれば
苦難なことではなくなると思います。
たとえば、走ることが好きな人が
体力が尽きるまで走り続けても
苦しいと思う気持ちがあるとしても
トータルで考えれば楽しいという気持ちになると思います。
本人が楽しいと思っていても、他の人から見れば
体力が続くまで走り続けるなんて
あいつは根性がある
目標のために、苦難に打ち勝ち、努力している
と受け取られるのではないでしょうか。
楽しいことをしているだけなのに
根性があると思われ
周りからの評価が上がり
自分のモチベーションが上がる
モチベーションが上がればまた頑張ろうと思うという
いいサイクルができあがると思います。
でも、走ることが好きな人でも、筋トレや柔軟が苦手だったり
ペース配分を考えるのが嫌いだったりする人もいると思います。
嫌いなことをするときは、どうしてもやる気が落ちたり
楽しめていた部分の、楽しみを削らないといけなくなってきます。
そこで、目標が重要になってくると思います。
設定した目標が自分にとって重要なものなら
目標を達成した時のことを考えると、
(たとえば、マラソンで一位になり、みんなに祝福されているシーンを思い浮かべるとテンションが上がるなど)
頑張ろうという気持ちが起こり
嫌なことでも取り組もうという気持ちになるのではないでしょうか?
自分の目標を、もし他人が設定していて、その目標が自分に合っていなければ、喜びが薄くなり、頑張ろうという気になりにくいと思います。
また、自分で設定した目標でも、以前は考えるだけでやる気が出たが、今はあまり出ないとなると、もう一度目標設定を微調整する必要があると思います。
たとえば、マラソンで一位になることでうれしい気分にならないのなら、大会記録で一位になるなど、目標設定を上げるのも一つの手だと思います。
世間一般でいうところの、「根性」が出せるかどうかは、自分がやれることに楽しみを見いだし、自分が立てた目標が重要だと思え、達成した時のことを考えるだけで、楽しくなれるようなものであれば、根性というものが出しやすくなるのではないでしょうか。
そう考えると、根性があるという人は、目標設定がうまく、自分ができることを、やりたいことに変換する、努力の重要性を知っている人といえるのではないでしょうか?
本当にやりたいことだけをしている人は少ないと思います。
楽しそうに人生を送っているように見える人は、”やりたいこと”だけをやっているように見えますが、本当は自分が”やれること”を好きになれるよう努力し、そしてその”やれること”に関連した”目標”を設定しているから、苦手なことにも取り組め、前向きで充実しているように見えるのではないでしょうか?