早慶併願ガイド2  早稲田セン利編


私がどういう人か、この記事を書くに至った経緯なんかは前回記事を参照


受験直前に早稲田の共通テスト利用入試のことで悩んでいる東大受験生向けの記事です


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共通テストになると色々変わってくるのかもしれないけども、センター利用時代のことを書きます


私は2020年の最後のセン利で早稲田大学法学部に合格しました。


さて、某K塾の「早○塾」とかいうサイトに「ボーダー得点率」とかいう数値が出ていて、それがやたら高いですが、ここで言うボーダーは合格最低点のことではありません。「合格可能性が50%と予想される得点率」です。つまり、「ボーダー得点率」より低くても受かります。

私は828点=92%でしたが、比較的余裕を持って法学部のセン利に受かりましたし、センターリサーチによると政経も受かる点でした。ただしセンター難化の年でしたが

そもそもセン利の募集人数は2桁とかでめちゃくちゃ少ない事が多いですが、実際の合格者は何倍もいます。大学のHPで調べてみるべきです


因みに、センターリサーチはB判定が出ればまず合格間違い無いようです。C判定はその中での位置にもよるようです




そして、早稲田大学の出願締切はセンター後です。センターの点を見てからセン利に(もちろん一般にも)出願できる訳です。良心的!


私に関しては、850overとかだったらセン利落ちはまず無いので、早稲田はセン利だけの出願でいいやと思っていたのですが、残念ながら数学でやらかしてしまい(内訳は過去記事参照)
前述の「ボーダー得点率」を合格点と勘違いしていたこともあり、一応早稲田一般にも出願しました


因みに、早稲田法学部で数学を選択する場合、センター数学の点を換算して利用します
私は一般は法学部に出すつもりだったのですが(単純に法学部志望なので。早稲田は学部毎の受かりやすさの差は小さいと判断した)、センター数学で失敗したので土壇場で政治経済学部に変えました
早稲田政経の数学は個別の大学入試問題ですややこしい



同じ早稲田のセン利でも、使う科目は学部によって違います。共通テストになると色々変わると思うので、各自お調べください。


私が候補として考えてた3学部に関しては、科目数は  政経>法>商  でした
「早稲田政経セン利合格」の響きがかっこいいというだけのペラッペラな理由で一瞬は政経に出願することも考えましたが、何度も言うように数学で失敗したので、数IIBの点を使わなくて済む法学部に出しました  まあ元来法学部志望なので御の字


そういう感じで、失敗した科目を使わないように学部を選ぶことができるのは後出しじゃんけん的で便利でした◎



受かると入学金支払いが私立一般の発表前にあるというのはデメリットですが(詳しくは前回記事参照)、試験場に受けに行かずとも合格を貰えるのは最強のシステムです。

入試が近づくにつれて1日も無駄にしたくないと思うようになります。そんな時に私立を受けに行くのはだいぶだるいです。私は結局慶應を受けましたが


何度も言うように、共通テストに変われば状況も変わるでしょうが、少なくともセンター利用に関してはお勧めできる入試制度で、センター対策を疎かにして二次に専念するよりもセン利を狙っておいて良かったと思えました。(ただし、何が何でもセン利を取る、と思ってセンターを受けに行くとメンタルが死ぬので絶対にお勧めしません。対策はしっかりやって、本番は「セン利取れたらラッキー」ぐらいの気持ちが良い)