電脳演劇市シアトロン2、無事終了しました!

 

無事と言いつつも、かなりアクシデンツはあった模様ですが、、

私も、生配信組だったので会場に出向いたのですが、機材トラブルで押したり、急遽会場が変更になったりしました。

生放送って大変だなーって思いました。

私は会場変わったとしてもやることをやるだけなので、直前の獣さんが映像作品なのをいいことに、しっかり場当たりからやり直せたし。

(サードプレイズからの配信ではLED照明を使う予定だったのですが、急遽兎亭配信となったため、パーライト使用になりました。そのおかげかわからないけど、あかりの陰影がはっきり出て、ぷるんぷるんの顎のお肉が闇の中に溶けていました、、怪我の功名。笑。)

いやしかし、運営の皆さんは本当に大変だったろうなと。しかも24時間配信ですからね。

本当に、ありがとうございますしかないです。

 

改めまして、ご覧いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

倉垣さんにお声がけいただき、そるてぃの本番が近いこともあったので迷いもありましたが、

出演することにして本当によかったです。

 

私が上演したのは、泉鏡花作、「外科室」を、ひとり朗読芝居と銘打って脚色したものです。

また、前口上に出現した物語売りは、2015年4月の短編集幕間芝居「キリエ」にて登場した物語売りです。

カレイドスコープでは、山田佳奈ちゃんがその物語売りたちの元締めみたいな役をやってくれたりしました。

カラスミカ企画あこちゃんの水面町や肋骨蜜柑フジタさんの田瓶市みたいな、がっちりした世界観の設定がある作家ではないのですが、私にもやはりぼんやりと世界の輪郭があるのかもしれません。

 

原作でも語り手である絵描きの視点から、世界の描写だけでなくもう少し絵描きの中に踏み込んだ形の作品になりました。

複数人の台詞を表現する必要があったため、紙で顔を隠すという形にしました。

これ、この体裁の台本さえあれば身一つでどこでも上演できるので、30分ほどの持ち時間で出演機会があればこれ持ってどこでも行けますね。

頑張って行きたいです。

 

今回は、本当にありがとうございました。

こんなご時世に演劇ができる。嬉しかった。

関わってくださった全ての皆様に御礼申し上げます。