わたしの世代では1970年の『大阪万博』は深く記憶に刻まれています。
EXPO’70、という方がしっくりくるでしょうか。
明るい未来の象徴、世界への扉、最先端科学との遭遇、みたいなものです。
クレヨンしんちゃんの映画 『嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』や
映画化された漫画の『20世紀少年』で大阪万博の太陽の塔が
印象的な登場の仕方をしていました。
大阪万博が遠く記憶のかなたに飛び去りながらも、太陽の塔は霧の中の
宮殿のように今もそそり立っています。
わたしがリアルに大阪万博のその場にいる感覚を味わいたい時は、
セルジオ・メンデス&ブラジル’66の『Live At The Expo 70 』を聞きます。
開催中の大阪万博の会場でのライヴ・パーフォーマンスです。
当時の観客は行儀よく演奏を楽しんでいます。
そのCDを聞いていると、わたしは子供に戻って、観客に混ざって聞いているように
感じます(実際にそのライブを生で見たわけではありませんが)。
セルジオ・メンデス&ブラジル’66のパフォーマンスは、今聞いても少しも
古びてないのが素晴らしいです。さすが、セルメンです。