小島和哉投手が大魚を逃しただけでなく、竿ごと引っ張られて、海に落ちた。
そんな形容のゲームでした。
試合結果
7月19日 北海道日本ハム ZOZOマリン
日 | 000 000 011 2
ロ | 000 000 001 1
H:2 E:0
H:7 E:0
【勝利投手】加藤貴 4勝 6敗 0S
【セーブ】田中正 2勝 2敗 15S
【敗戦投手】小島 7勝 7敗 0S
◆バッテリー
北海道日本ハム:○加藤貴、河野、S田中正=田宮
千葉ロッテ:●小島=佐藤
◆本塁打
北海道日本ハム:石井 3号ソロ(8回・小島)、郡司 8号ソロ(9回・小島)
千葉ロッテ:なし
(マリーンズ配信より引用)
小島投手、立ち上がりは小島和哉らしい投球。
初回打者4人中三人が3-2ピッチ。
そのうち1人を歩かせ、3人は三振。
2回以降も球数多いけど、7回までノーノーに抑えたのだから、ストレートにしろ低めへのスライダーにしろ、ボールのキレそのものは良かったのでしょう。
ショートの友杉もまた良く守りました。
残念ながら勝ち運に恵まれなかった。
どうにも小島和哉は、そういう星の元に生まれついたようだ。
問題は結局のところ、創意工夫のない打線。
先日の有原航平にやられたのと同様、何回も同じ轍を踏む。
それなりにランナーを出すけど、あと一本が出ない。
それだけ加藤貴之投手のピッチングが上手いとも言えるけど、まあそれ以上に勝負弱さを嘆きたい。
最終回、クローザーの田中ジャステスの乱調につけ込む形で無死1・2塁のチャンスを作るも、結局のところ、タイムリーは出せずに内野ゴロで1点を返すのがやっと。
点差以上にストレスを感じる敗戦となりました。
その最終回。
ソトと角中の四死球で掴んだチャンス。
ここで中村奨吾セオリー通りの送りバント。
これね、田中投手が四死球でアップアップしてた状態。
この場面、中村奨吾の場面で代打ポランコだったらどうだろう?
先日の強行で逆転を産んだのは記憶に新しいところ。
四死球で無死1・2塁としたところで、送りバントで1アウトを取れた田中投手は少しは落ち着けたのでは?
結果的に届かないなら、強行でいって欲しかった。
続く高部の四球もまた残念。
実はこんな場面であてになるのは、高部あきとと岡大海くらいのもの。
それがボクのイメージ。
マリーンズファンとすれば、郡司クンのホームランは痛かったけど、ウチの近所の子としては、よくやったとさ褒めてやりたい。