我が家の庭に紫陽花が咲きました。
確実に季節は移り変わります。
ゆく川の流れは絶えずして しかも もとの水にあらず
とは鴨長明の「方丈記」ではあるけど、マリーンズの打線の場合、ゆく川の流れは全く変わっていない。
紫陽花も 花櫛したる 頭をば うち傾けて なげく夕ぐ
こちらは与謝野晶子の句であるけど、「嘆く夕ぐ」とというよりは「嘆く夜」という表現の方が似合いそうだ。
試合結果
6月11日 横浜DeNA ZOZOマリン
D | 040 000 000 4
ロ | 000 000 000 0
H:6 E:0
H:4 E:0
【勝利投手】ジャクソン 3勝 5敗 0S
【敗戦投手】小島 4勝 5敗 0S
◆バッテリー
横浜DeNA:○ジャクソン、ウィック、森原=伊藤
千葉ロッテ:●小島、横山、二保=佐藤
◆本塁打
横浜DeNA:なし
千葉ロッテ:なし
(マリーンズ配信より引用)
前回9連打を浴びた小島和哉投手でしたが、今回どうかと思ったら、前回ほどではないけど、見事な集中打でベイスターズ打線に捕まりました。
何がどうというよりも、打たれたボールが左打者のインコース寄りの高めというイメージ。
それを簡単に引っ張られるというのは球威・制球共に甘いということなんでしょう。
3回以降は低めにボールを集められたし、落ちるボールが有効となりました。
これを開き直りと見るなら、立ち上がりの気持ちの弱さ(打たれたくない)が影響しているという事かも知れない。
実際、やたら3-2の小島カウントが多かった。
横浜ベイスターズの攻撃で特筆すべきはその強行。
2回、無死で伊藤光ヒット。
続く大和はバントかなと思ったらエンドラン。
まあ、これはどのチームでもある。
その大和もヒットで1・2塁、ノーアウト。
ところが次打者8番井上は送りバントの構えは全くない。
初球からガンガン打ちに来た。
打者8番で左対左、それに井上の打率.120
マリーンズなら、外人打者以外送りバント必定のシーン。
そしてその井上が一塁上を破るタイムリーを打つのだから、三浦監督してやったり。
1点を先取して尚1・3塁。
この場面で一塁ランナースタート。
いくら佐藤都志也の盗塁阻止率が悪いとはいえノーアウトですぜ。
このイケイケの攻撃がビッグイニングを産んだと行って良いと思います。
マリーンズでは考えられない。
こんな攻撃を見てみたい。
ベイスターズ先発はジャクソン投手。
メジャーでよく見る風貌。
150キロのファーストボールとチェンジアップが持ち味の投手らしい。
コントロールはアバウトと聞いてたけど、全然そんなことありません。
コーナーに150キロがバシバシ決まります。
球速いからマリーンズの各打者はキリキリ舞い。
アドゥワの145キロが打てないのだから、150キロが打てるわけない。
この投手、防御率4点台だったんだってね。
ふーん。
マリーンズの打線がこうだから、2回の4点で実質ゲームオーバー。
それでも代打角中もソトも荻野も使わない。
酷いゲームであり、酷いベンチワーク。
昇格即スタメン1番石川慎吾。
死球の牧将吾。
ゆっくり歩いてファーストに向かいましたが、痛そうでした。
日本球界復帰の筒香。