交流戦第2ラウンドはマリンでの対阪神タイガース戦。

阪神は昨年の日本一チーム。

千葉の弱小チームとしては、胸を借りるつもりでぶつかってもらいませう。


そして結果はというと不思議な勝利で10連勝。







試合結果
5月31日 阪神 ZOZOマリン
神 | 010 002 100 0 4
ロ | 001 200 001 1X 5
H:12 E:1
H:12 E:0

【勝利投手】鈴木 1勝 0敗 3S
【敗戦投手】漆原 0勝 2敗 0S

◆バッテリー
阪神:青柳、島本、石井、桐敷、岩崎、ゲラ、●漆原=坂本
千葉ロッテ:美馬、菊地、高野脩、○鈴木=佐藤

◆本塁打
阪神:前川 1号2ラン(6回・美馬)
千葉ロッテ:なし

(マリーンズ配信より引用)


タイガース青柳投手とはルーキーの時から何度か対戦してますが、まともに攻略したことない。

どちらというと苦手なタイプ。

マリーンズ先発は困った時の美馬学投手なだけに、分が悪いだろうというのが僕の予測でした。




ところがさにあらず、マリーンズ打線が粘り強く青柳投手にくらいつきます。

いつもの淡白マリーンズとは一味違う。

その象徴が小川龍成であり友杉あつきかな。



特に小川の2アウト3塁からのセフティバントは秀逸。

先取点に繋がりました。

無死1・2塁からのゲッツーでチャンスを潰したかに見えた中でのセフティですから価値がある。


小川龍成はこの日6打席、2本のヒットと4つの四球。

特に最後は押し出し四球のサヨナラを産んだのだから、龍虎の戦いは龍の勝ちというところかな。


マリーンズ美馬学投手は、丁寧に投げ込んではいたけど、今の状態では厳しい。

阪神打線の状態が悪いから早々のKOは免れたに過ぎない。

全体的にボールは高いしそれでいて甘い。

本当は5回で降板させたかったけど、前日、前々日と共に延長12回で投手を使い果たしたため、美馬を引っ張りざる得なかった。

それが裏目に出て前川に同点2ランを浴びた。

こういう節目のプロ入り初ホームランってよく見かけるぞ。



では美馬学に次はあるかと問われれば、次は中日戦か西武戦に限定5回で臨んでもらったらどうでしょう。


後を継いだ継投は、菊池と高野。

菊池りく君は1失点したけど、両投手共によく投げたと思います。

だって、他にいないんだもん。








打線は、小川のセフティで同点打のあと、4回ポランコの激走ありの無死3塁から安田の犠牲フライにて勝ち越し。





その後2アウト2・3塁から和田康士郎のタイムリーが飛び出し3対1。

青柳対策でスタメン抜擢に応えました。

よく頑張りました。

花丸あげたい。

延長10回にも四球を選んで次へと繋いだのも良かった。


ゲームは1点ビハインドで最終回。

阪神は勝ちパターンの継投にてゲラがマウンドに。


初めて見たけど球速い。

流石に3日続けて9回おいつくなんてのは無理だろう。

そう思われた中、ゲラがマリーンズ打線にビビったのか四球連発で満塁とすると、高部の犠牲フライで追いついちゃった。

凄いなあ、2度あることは3度あるの格言通り。

高部も四球の後、待球することもなく、積極的打ちに行った点、評価したい。

この積極性が高部あきとの良いところだと思います。

マリーンズ打線は消極姿勢の選手が多すぎる。



それにしても3日続けて9回に追いつくなんてのは、見たこともない。

今回は相手が勝手にコケただけだけど、それでも無死からヒットででた友杉も立派だし、全体的な粘り強さは間違いなくチーム力となる、と思う。


そしてこれもまた3日続けての延長戦に。

マリーンズは10回表を鈴木昭汰がピンチを迎えるも抑えその裏を迎えます。


タイガースマウンドは元オリックスの漆原投手。

懐かしい!

ストレートは速いけど、もう一つ制球力に難ありで精神的にも脆さを抱えてるというイメージでしたが、この日も結果的に見ればそれが仇になった形。


2アウトランナーなしから友杉三遊間ヒット。

これもまた友杉のセンス。

友杉はこの日センター前ヒットを2本放ち、ショートが二遊間寄りに守備位置を変えたのを見て、広い三遊間狙い撃ち。

そしてチャンスを見て盗塁。

これが大きかった!

一打サヨナラの場面となり、和田四球を選びます。

そして、ここに岡大海がいた。

その岡大海三遊間を破り満塁に。

こんな場面できっちり打てる岡大海はやはり強い。


こうなると、球場全体が異様なムードに包まれ、そんな中小川が押し出しの四球を選び歓喜のサヨナラ。

10連勝となりました。


結果、龍が虎に勝った。


以下画像


カンパイガールズのさやか復活


たえ活

近本


近本


ダッシュマンレース


六甲おろし


ウィラブマリーンズ









それにしても、茶谷より愛斗、池田ライトより大下かい。

ここまで生え抜きをないがしろにする監督も珍しい。