神宮ラウンドの東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ、第2戦3戦、見に行かなくてよかった。
こんな試合を見てたらイライラは頂点に達したことだろう。
2試合共に9回、よくぞ同点に追いついた?
まあ、確かにそれはチームの粘りとしては良くやった!
なのだけど、そこまでのディテールなりその後の展開なりが、あまりにお粗末すぎる。
試合結果
5月30日 東京ヤクルト 神宮
ロ | 200 000 001 000 3
ヤ | 101 001 000 000 3
H:9 E:1
H:9 E:0
◆バッテリー
千葉ロッテ:西野、坂本、菊地、澤田、益田、岩下、国吉=佐藤
東京ヤクルト:高橋、木澤、田口、石山、山本、大西、丸山翔、エスパーダ=中村
◆本塁打
千葉ロッテ:中村 1号2ラン(1回・高橋)
東京ヤクルト:山田 2号ソロ(3回・西野)
(マリーンズ配信より引用)
ヤクルトは終盤に向けてホームランを打った山田哲人を下げ、延長に至るとサンタナもオスナもいない。
マリーンズにしてからも、代打ポランコや角中は1打席のみで、ソトも9回代走を出して交代。
こうなると、どちらも点が取れない。
ポツリポツリとランナーは出るものの、それを版で押したかのやうにバントで送り、点取れないだろうな、と思ったら案の定後一本が出ない。
こんなゲームは走って活路を見出すか強行で一気に勢いをつけるか、それが決勝点を生み出すには必要だろう。
一発の打てない打線を恨むしかないのか、なんて思ったりもする。
9回ソトの代走に茶谷を使ったから、10回澤田の打席はそのまま投手が打席に向かうなんてのは一種のブラックジョークでしかない。
いくら元オリックスだとはいえ山崎祥のやうには行かない。
あるいは延長12会最後の攻撃で代打柿沼が向かった時、僕は加藤匠馬との比較を思い出したね。
ゲームを少しだけ振り返ります。
マリーンズ西野勇士を僕は6回3失点のゲームメイクする投手と評しました。
(対西武だけは1失点で良いけど)
その日のピッチングがまさにその通り。
いつもの西野勇士投手らしさだったと思います。
良い意味で。
打線はパワー左腕の高橋圭は苦手なタイプで打てないだろうと思ったし、実際攻略までには至らなかった。
中村奨吾に2ランが出ただけ良かったと思う。
あれが無ければ3対0で終わってた。
中盤2度のゲッツーが痛かったといえは痛かったけど、まあマリーンズ打線を思えばこんなもの。
むしろ、後を継いだ投手それぞれが頑張った。
これで今日もゲームだ。
果たしてリリーフはどうしよう?
先発美馬学ですぜ。
この際西村、横山、東妻を上げる、なんてのはどうでしょうね?
あ、荻野貴司のファインプレーは、まさしくかチームを救ったと思う。