予感が確信に変わり、ため息が絶望へと変わる。

よく晴れた日中の汗ばむような陽気は、夕焼けの名残を残しながら、やがて夕闇へと変化してゆく。

カクテル光線に照らされたフィールドとは裏腹に、チームはダークサイドへと堕ちて逝く。


試合結果
4月25日 福岡ソフトバンク ZOZOマリン
ソ | 000 230 001 6
ロ | 000 000 000 0
H:11 E:0
H:2 E:0

【勝利投手】大津 3勝 0敗 0S
【敗戦投手】西野 2勝 2敗 0S

◆バッテリー
福岡ソフトバンク:○大津、藤井、石川=海野、甲斐
千葉ロッテ:●西野、鈴木、岩下、澤田、益田=田村

◆本塁打
福岡ソフトバンク:山川 5号2ラン(4回・西野)
千葉ロッテ:なし

(マリーンズ配信より引用)


連敗阻止に向けて先発した西野勇士投手でしたが、ソフトバンクホークス打線の前に粉砕しました。

確かに西野のボールも甘かったけど、それ以上にホークス打線がそれを上回ったという事。



逆にホークス先発大津投手からは2本しかヒットを打てなかった。

確かに大津投手の出来も良かったのだろうけど、マリーンズ打線そのものに工夫も覇気も無かった、という事。

昨年CSで無念の涙を流した大津事件を払拭した事だろうね。

あれは通り魔に襲われたようなもんだ。

(大津事件の分からない人は調べてね)



それにしても山川穂高のホームランは凄かった。

これこそがプロの技。

右中間へのスタンドインのホームランも豪快でしたが、レフトへの特大ファールこそが山川穂高そのものでした。

この選手がこうして再び野球が出来た事は野球界のために本当に良かった。